２０２２年２月２２日でネコの日とも夫婦の日とも世間では云われているらしい。また今夜の２２時２２分２２秒を狙って切符や印字付きのチケットを買い求めようとするマニアックな人々も多いと聞く。
ただ、この２が六つも並ぶ日は１２２２年２月２２日以来、８００年ぶりだそうだ。西暦を使っていた当時の人は８００年後に同じ日が来るとは思ってもいなかっただろう。そんな時に私たちは生きてこの日を迎えた。
次に到来するのは２２２２年２月２２日。つまり２００年後と言うことになる。千年もの時の間に立たされている不思議さに驚いている。
諸説を紐解くと人類もこの世も数字に支配されているらしい。「３０歳前には結婚したい」とか「あと５分待って」とか「昼の１２時までには何とか」など、会話の端々に数字が出てくる。知らぬ間に数字に世界が支配されているようにも映る。
これを「数秘匿？」、「秘匿数？」や「数秘術？」とも云うらしい。ところでこのうち２２（太陽・陽と月・陰）はエンジェル計数と呼ばれ、ヴェーダ（Veda）ともいうらしい。こうした考え方は約５千年前が起源でピタゴラスも関与・関心を示したという。
１１などもマスターナンバーと云われているそうだが、とりわけこの「ゾロ目」はヨガやインド占星術などを包括している源の哲学の中の数秘の考え方が基にもなっているそうだ。
一見、なんの興味も関心もなかった今日というこの日。良く調べてみると人類は宇宙の仕組や動きのなかで完全支配されているという現実を知る。単なる「ネコの日」や「ニャンニャンしたいといった男女（夫婦）和合」といった、俗っぽい安っぽい下世話な日ではない。
