Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ホンマモノ

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 先日もお話したがケツメイシの「バラード」、MISIA(本名:伊東美咲)の「アイノカタチ」や「逢いたくていま」、それに「夜に駆ける」や「群青」で一躍時の人となったYOASOBIの「幾田りら(いくら)」。この人たちの歌唱力、能力には舌を巻く。政治評論家気取りのチャラ芸人やピン芸人が多い中で、本物の本当の実力には頭が下がる。新鮮味はないが、こうした歌の上手い方々の楽曲を聴いていると鳥肌が立つ。

 

 ところで、しばしユーチューブ番組を観ていて思うのだが、「フラッシュモブ・サプライズプロポーズ」やドッキリ、サプライズものなどの日本国内のユーチューブ番組はその殆どが2010年代前半の米国や海外番組のパクリが多い。

 

 日本では真似ができない、米帰還兵(ミリタリー・カミング・ホーム)の彼女や家族との再会作品には違った意味で共感を呼ぶ。ところが、国内のユーチューバーは世間ウケ、アクセス回数や登録者数を狙った作品が圧倒的に多い。例えば、「へずまりゅう」然り、番組内容が一段と過激になり、公序良俗に反した犯罪ギリギリの内容や青少年には相応しくない作品も数多い。

 

 こうした番組に対しては、なかなか規制が効かず、容易に小中学生でも視聴することができてしまう。コンテンツの健全性とは一体何かは、全て提供者側に委ねられているのが現状なのだ。

 

 野放図な提供側のネット利用の構図(企図)に対して、まんまとそれに乗ってしまう視聴者にも責任があると云える。残念ながら歯止め、規制、制御、ブロックやフィルタリングサービスなどは殆ど役を成していない。

 

 散々視聴しておきながら小言を云うのもなんだが、情報は溢れに溢れ、中には噂、デマ、フェイクなどもザラにある。情報の見極めをしっかりしないと「情報化社会」の

名のもとにこそ危険が危うい。

 

 何が本物で、実力なのか、真実なのかは視聴者側が判断しなければならない。アクセスによってIPアドレスから視聴者個人の特定や位置情報までもが把握でき、個人情報なんぞはダダ洩れなのだ。

 

 便利さ、都合の良さの裏側には多くのリスクと危険性が孕んでいることを肝に銘じていて欲しい。