Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

若者離れ

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 選挙が近くなってくると、各党からはどうも聞えの良い声しか聞こえてこない。例えばコロナ禍にあって、与野党とも国民一人当たり10~20万円をバラ撒くという。それでも各党と差別化を計ろうと赤ん坊の数まで入れて給付するという。この財源は全部国民の税金、議員自らの腹は傷まない。後は憲法解釈論などの抽象論ばかり。最高裁の裁判官選挙に至ってはどの裁判官がどの裁判を行いどのような判決を出したのかも知らされないまま選挙される。

 

 こうした実態にあってもマスゴミは便乗報道、毎度おなじみのお笑いタレントや番組お抱え専門家、似非ジャーナリストや弁護士、元知事やスポーツ選手らの顔ぶれに辟易。こんなことからワイドショーやバラエテイ番組からの若者離れが進んでいる。もうTVはうんざりだ。

 

 そんな中、チクトク、にこにこ動画やユーチューブ番組が実に面白い。過激な内容もあるが、多くはリアリテイ―があって企画自体が面白いので若者に交じって当方までもが没頭している。番組・企画は様々だがTV番組に出演しているような人気気取りタレントは一切出てこない。

 

 番組によっては、登録者数が100万人、200万人に達する。これにCMスポンサー乗っているので人によっては、年に億円単位で稼ぎまくる出演者も多い。ただ、出演者もそうだが、彼らを取り囲むマネージャーやカメラマンなどスタッフの数やその努力が窺える。閲覧者の多い人気番組企画には、若者らを中心「いいね」や「コメント」も多くつく。今の若者はそこら辺りをとっくに見抜いている。

 

 つまり、いい作品にはプロ顔負けの十分に練られた進行があって、結末が上手く計算されている。稼いだお金を山分けかどうかは知らないが、息の長い番組はエキストラや舞台俳優などを使って、一般の飲食店や施設の許可をも取って面白い作品や感動作にもなっている。

 

 当方は番組時間は10分程度のモノしか見ないが、だからこそ内容が凝縮されて面白味や現実味が増す。金だけを掛けて、何時まで経っても進行もスタッフもマンネリ化したTV番組とは大違いだ。

 

 若者の選挙投票行動(投票率)が一向に活発化し(上がら)ない。TV番組と同じで、旧来型の選挙手法もアナログ的進行や立ち合い演説ではどうにも若者の心は掴めない。いっそ、ネットやコンビニで、公示後はいつでもどこでも投票できるようにしたらどうか?

 

 選挙(個別投票所)に行くのは専らジジババたちだけで、これに投票当日の天気が悪ければなお、若者は投票所に足を運ばない。そうなると極端に投票率が下がる。これでは毎度おなじみの与党(候補)の勝利となるのは目に見えている。

 

 この徳兵衛、とっくのとんまに亡き親父の命日を前に、天気の良かった秋晴れの日に「期日前投票」を済ませた。