いっそ標語は「バ~カ・らシイ!」ほどの「ことば遊び」。おいけ都知事が新スローガン「ひ・き・し・め・よ・う」と、いつもながらの演出で唐突に言い出した。当事者能力のない首長らの言葉遊びに付き合わされるのも、もう、ウンザリだ!ゲンナリダ!
東京コロナ感染者数が一日で初600人超えたというのに、さらに「お・も・ち」だと。自衛隊の医療団が北海道や大阪に災害派遣をしている最中にこの有様だ。
なんか、都知事は勘違いしているのか、軽いだけのキャッチフレーズ作戦。無為、無策、無能なのか、ボキャだけを並べ立てて「やってる感」を演出している。さわさりなん、神奈川も千葉も埼玉も似た様なものだ。
この「ひきしめよう」は、「都民・県民の皆さまへ~1都3県共同メッセージ~」としてを発表したもので、次のようなスローガンを列挙したいつものボードを片手に示した。
「ひ」=引き続き「テレワーク」「時差出勤」を!
「き」=基本を徹底!「マスク」「手洗い」「消毒」
「し」=食事を複数人でとる際は「マスクで会食」を!
「め」=面倒でも「こまめな換気」を!
「よ」=夜のお酒は少人数・短時間で!
「う」=ウイルスの感染予防に一緒に取り組みましょう!
ついこの間まで、「5つの小(こ)」(小人数、小一時間、小声、小皿、こまめ)に「こころづかい」を新たに加えたフリップを係員が掲げ、おいけ知事は「6つ目の“こ”でありますけれども、感染して病院などに入った場合は医療従事者に負担はかかるわけでございますので、そうしないためにも守って」と訴えていたのに・・・。
恥の上塗り、今度は2020/12/12付の日刊スポーツ 紙によれば・・・、
「東京都の新型コロナウイルス新規感染者数は過去2番目に多い595人。65歳以上は前日10日を上回る107人で過去最多となった。とある。
おいけ知事は会見で感染予防策のポイントをまとめた「ウィズコロナ東京かるた」を新たに発表した。5月に作った「コロナ対策東京かるた」の改訂版。正月に向けて「お・も・ち」を紹介した。
(お)オンライン 三密なしで 親密に
(も)もしもしと 電話一つで 心がつながる
(ち)注意しよう 家庭内での 感染対策。
日本首都の東京都知事がこのザマでは。国の行く末が思いやられる。
まあ、にこにこ動画で生出演した菅総理もウケねらいで「ガースー」と言い放ったが、一国の総理が、この有事に全く危機感がないと顰蹙・失笑をかった。案の定、今週末の大手新聞社の世論調査では、内閣支持率が17ポイントも急落の40.0%。内閣発足以来三か月もついに不支持率が支持率を大きく超えた。
どこのタヌキもキツネも化けの皮が剥がれた!