Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ロコモ体操と太極拳(あの頃1)

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 亡くなったオヤジは高齢で独り身になっても、どんなに暑かろうが寒かろうが、朝早くから全戸の窓を開けて、素っ裸でロコモ体操しながら健康と体力維持に努めていた。学徒出陣のせいか軍人上がりでそうしたのかは今も分からない。

 

    その一方で公園でのお散歩仲間のご老人らと、ご一緒に太極拳やら囲碁・将棋にも励んでいた。内風呂が嫌いでしょっちゅう遠い「天然温泉至福の湯(甲府市上石田1-10-12の草津温泉☎055-222-4216)」にまで足繁く通っていた。

 

     さて、この両者(極)に共通するこの極意は一体何なのか?どうやら、共通項があるように見える。

 

 ロコモ体操は、自由に身体を動かせる元は「運動器」の働きだそううで、ロコモティブ・シンドロームというらしい。高齢化社会を見据えて、日本整形外科学会が提唱した概念の南田洋子

 

  つまり、骨・筋肉・関節・軟骨・椎間板などの「運動器」は、呼吸器、循環器、消化器と同じ私たちの身体を構成する大切な要素だそうで、自由に身体を動かすことができるのは、これらの運動器が正常に働いているからだ草田一平。

 

     ロコモは高齢者だけの問題ではなく、若くても自然に骨量や筋肉量が減っていくことを云う。つまり、若い世代でも、運動不足、生活習慣や食生活の乱れ、痩せすぎや太りすぎなどが原因で、ロコモに陥ってしまうことがあるという。

 

   それが証拠に、片脚立ちで靴下を履くことができない。家の中でつまずいたり、すべったりすること時々ある。階段を上がる時に手すりが必要だったりとか、掃除機がけなどが辛く、買い物で重いものを購入した後、持ち帰るのが困難だったりとかもその症状の表れだ。それにたった15分ほどの時間、続けて歩くことができない、横断歩道を青信号の間に渡りきれないとかいったこともその前兆だ。

 

    その一方で、太極拳とは、何なのか?これもロコモ体操に似たところがある。これ「武術として相手を意識して、相手を倒せるようになるような動きをする」と定義しているが、どうやらそれはちがうらしい。太極拳とはラジオ体操のようなものでもなく「気」が基本にあるらしい。

 

    その極意とやらは、「すべてを任せきる」ということのようだ。精神のリラクゼーションが極地、境地のようだ。「こころが身体を動かす」ということを頭に置くそうだ。どうやらこれは禅の修行法にもかくも似ている。すべて自分の考えを捨て「こうだ」、「ああだ」と頓着を捨てて常に心を平たくしながら動くことがいいらしい。

 

 さて、この続きは、また明日に興味深い太極拳関連の本当の極意について、ご紹介したい。