Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ヘディングし過ぎの(脳)障害?(2-1)

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     記憶に新しい処では、酒井法子の脚のくるぶし脇に彫られた「梵字」の刺青。そういえば、LiLiCoも安室奈美恵もお笑い芸人の友近も彫っていたな。

 

    その昔は、ヤクザ屋さんの証として背中に「唐獅子牡丹」をはじめ、「鯉」、「龍」や「観音様」に「般若」など、アースティックなモンモンもあれば、相手を威嚇するため強烈な和彫りもあった。そして肩で風を切って市井を闊歩する(大きく手を振るのは自身の縄張りが広いことの動物的な本能反射)のが通例だった。

 

    こうした方々は、一見してその筋の方と分かった。勿論、こういう方々は、堅気の衆に迷惑をかけぬよう、銭湯、サウナやプールなどにも入場できなかった。ところが、今はそうしたことに価値や文化を見いだせない、事流れ主義の日本人が余りにも多くなった。

 

    刺青と一言で括るが、これを入れたばっかりにMRI検査や画像診断や手術さえ困難なことさえある。海外や外国人は別にしても、それが野球の清原和博の刺青あたりからか、女子サッカー澤穂希までもが墨を入れるようになった。それに若い女の子までもが「ファッション」と称して、彫りモノやタトゥーをしている方を多く目にするようになった。

 

    こうした女性が将来、結婚をしたり子供を産んだ時にどう言い訳し対処するのだろうか?これを消すとなると、形成外科や整形外科医の範疇に入って、表皮や真皮を根こそぎはぎ取る大手術になる。彫った時の何十倍、何百倍もの塗炭の苦しみを味わうのだ。

 

    野球でもサッカーでも助っ人外国人については余り違和感を感じないのだが、どうも生粋の日本人がこれをやりだすと、価値観がズレているとしか感じられなくなる

 

   「ここ最近、界隈で問題視され日本のスポーツ界でも疑問視されるようになってきたのが、アスリートのタトゥー問題だ」。「ことはカラスの勝手でしょっ!」とはいかない。

 

    世界的には問題にならないことが多いようだが、日本では刺青に対する目は厳しく、昨年のラグビーW杯でも『タトゥーを隠すように』というお達しが出た。海外諸国もそれを受け入れ、タトゥーを隠して懸命にプレーしていたことを思い出す。もっとも黒人選手が墨を入れたところで余り目立たず、意味がないようにも思えるのだが・・・。