Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

出費は続くよ♪いつまでも・・♪♪

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   先日、孫のケン・ケン(写真)のお宮参りに子供家族、当方夫婦ともども、某神社に参詣した。ここでの参詣は二度目となったが、初穂料は実質2倍の値上がり。しかも、たかだか4年間で。よく見ると社殿屋根の葺き替え用に足場が組んである。お寺では檀家、神社では氏子がその費用を負担するが、負担の多くは参拝客などからの賽銭やご祈祷料によって賄われる。

 

    生産や商品販売をしている訳ではないので、「お気持ち」だから合理的、妥当な価格などはない。まさに鰯の頭も信心からで、神社仏閣に由来する信仰心も事業として充分成り立つ。

 

   そのうえ宗教法人や学校法人にあっては、軽減税率が適用される。このため新興宗教や新設校の新設申請が後を絶たない。

   ケースによっては、現在では実体のない過去の法人登記を買い漁って、脱税や税の優遇等の恩典を受けるための道具にも使われる。

 

  さて、家族ともども社殿に上がり、お祓いと短めの祝詞を承けるが。宮司の御祈祷料を時給換算すれば5万円にもなる計算。儲けの多いお仕事だ、コリャ!タマランワ!。ただ、これも孫の健やかな成長を願ってのことだから仕方がない。こうした慶事のほか入園、入学、節句、クリスマスにお年玉と延々と出費は続く。

 

    どこでもそうだが親からそのようにして貰ったから、子供、孫に限らず分け隔てなく「お祝い」として、今度は親として当然その費用の多くを負担する。それも子のため、孫のためと思えば仕方あるまい。

 

    参詣中、見知らぬ参拝客から声を掛けられ、鳥居の下で何十枚もの写真を撮ってもらった。「お礼に何か・・」とこちらから切り出したが、その御仁「皆様方の微笑ましい御姿をみているだけで、沢山の幸せを戴きましたので、それだけで結構です。」とおしゃって、足早に境内を去られた。

 

   世の中にはお金だけではなく、こんな奇特な方がいると思っただけで心が救われた気分だ。いつの間にか当方、御祈祷料のことなど、すっかり頭から消えていた・・。

 

(今日のおまけ)

    子供が生まれてから1年間は、なんと行事の多いこと多いこと。お七夜(命名式)は、生後7日目の最初の行事   そして、今回のように氏神様に子供の誕生を報告して、無病息災を祈願するお宮参り。今回は男児だから生後31日目(女児は生後32日目)を目安に執り行った。

 

    さらに、生後100日目に行う「お食い初め」。今回も、この子の歯が丈夫になることを願って、神社の境内で拾った歯固めの石を持ち帰った(この石を噛ませて、それが終わったらその石を神社に帰すのが慣わしヨ!)。

 

 で、それを終えると今度はひな祭り(雛人形は母方から)やら、端午の節句(武者人形や鯉幟は父方から)などの初節句

    さらに、一年経つと「一升餅(1.8㎏)」を背負わせて歩かせる。これは、まだ上手く歩けない赤ん坊にわざと重いものを背負わせ「一生背負いきれないほどの食べ物に恵まれるように」と、親の願いを込めたイベント。

 

    あっ!!いけねぇ!それに1年目には初めての誕生日が必ずやって来る。1年目以降も年金受給者の爺婆の出費が延々と続く。