Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

節句に絶句

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    雛人形を飾る時期は、節分の日に豆まきをして厄を払った翌日に、春を迎えて雛人形を飾るのが普通。地元山梨では、ひな祭りは1か月遅れの4月3日が当日となる。東京のお盆が7月に行われるのに対して地方は旧暦でカウント、旧盆に1月遅れや1月遅れの10日遅れ(40日遅れ)の地域もあるのと同じだ。

 

 さて、この雛人形、慣わしとしては「嫁いだ娘」に娘が生まれると「嫁いだ娘」の実家がその娘に雛人形を贈る。この雛人形は「花嫁道具」の一つで、娘らに災いが降りかからぬよう人形に厄を移してその娘の「身代わり」とするとも言われている。

 

 ところで、雛人形の片付けが厄介。通常、片付けは、ひな祭りの翌日に行う場合が多いと聞く。遅くてもひな祭りから2週間が目安だそうで、人形は湿気を嫌うため、出来れば天気の良いよく晴れた日に片付けるのが良いらしい。

 

    で、ここからが都市伝説。よく聞くのは、“片づけが遅れると女の子の婚期も遅れる”という言い伝え。これは、雛人形を早く出す=早く嫁に出す、早く片付ける=早く嫁に行く、と例えられているためで、片付けが1日遅れるごとに婚期は1年遅れる、季節の節目行事が終わっても、ずっと出しっぱなしにしていることへの戒めという意味もある。

 

 一昨年、産まれた娘の子の初節句に「顔が命の・・吉徳♪」でおなじみの吉徳大光の雛人形を贈ったが、その店の販売員によると、早く片付けるのは子供への「躾け」の一環であって、例えばオモチャを出して遊び終わったら「オカタツケ、オカタツケ」、「整理・整頓」が現代風の解釈だそうだ。

 

  つまり、どちらの解釈でも「役目が終わったら早めに仕舞いましょう」ということ。水道の水もそうですが、何事も出しっぱなし、やりっぱなしは駄目なのです。役割を終えたら早くしまうことが基本ですね。そんな恰好でいつまでもいると風邪ひきますよ。

 

(今日のおまけ)

    ひな段は、日焼けによる変色を避け、防虫に適するため風通しがよく直射日光のあたらない場所に飾る。そして、雛人形はとてもデリケートなので、素手だとゴミや傷がつきやすいから必ず手袋はつけて取り扱う必要がある。

 

    人間生活にも似て、家の中で最も室内環境の良い場所を選び、カーテンや換気などを利用し、雛人形はきれいな状態を保つことも大切だ。

 

   雛人形には七段飾り、五段飾り、三段飾り、平飾りなどの種類があるが、娘に贈った平飾りのお値段は目ん玉が飛び出るほどのお値段。ピンきりだが七段飾りと一緒の価格でウン十万円。

 

     孫が増えるはいいが、端午の節句が終わった僕チン。来年小学校への入学を控えて孫のボクチンにボツボツ「ランドセル」を贈る準備をせねば・・・・・と・・・・、「エッ!!今、ランドセルってこんなにすんの????」