お宮参りを前に、ひな人形が届いた。面倒なので、開梱から組立まで女房と娘に任せた。
しばらくすれば、子を抱えて娘はここを去る。「里帰り出産」とはそういうもので、今度は本気で夫婦だけが親元から離れて子育てをする。そこには、爺と婆は出る幕もないし、そうでないと困る。爺は金は出せても口は出せない。
週末にパパがきて、一晩泊まって翌週にはご帰宅し御出勤。ママと婆は孫を抱えて大忙し、これもいいかもしれない。そうした景色は続けたいがそう長くは続かない。
風呂やサウナしか入らないスポーツジムから帰ってくると、立派な雛人形が飾ってある。こんなことを、その昔、自分も親からして貰って来たのかと思うと、「親身」という意味がよくわかる。これで、いい意味でバトンを次代に送れたかのかとも思う。戴いたこと、ものは次の世代に与える、お返しする。これが基本なんだろうなと思ってみても、男女や夫婦の考え方や性格の違いから、時には口論となったり、喧嘩となって、違いがはっきりと浮き彫りになることもある。
娘が、子供を連れて自分の家にいずれ帰ってしまうことに淋しい限りと嘆く爺。ひとときでも孫と娘と一緒に過ごせ、暖かい思いをさせて貰ったとありがたがる婆。違いがはっきり出た。
ところで、雛人形は早く片付けないと嫁にいきそびれるというのは「ウソ」。「出したものは仕舞う」ことの大切さを戒めた躾だと人形店の社員が教えてくれた。なるほど、茶筒も見ようによっては丸くも四角にも見える。徳兵衛、妙に感心。
いよいよ今日は、お宮参り、天気であればと願っているが、爺婆がはりきっても仕方がない。主人公は娘夫婦と「オマゴチャン」だから。。。詳報は後日。
(今日のおまけ)
なに、メールに添付のこの写真。どこかで見た風景だ。軽井沢でもなければ車山や八方尾根スキー場でもない。も、もしかして、二階に風呂のある。・・・・・が、が、がーら、ゆ、ゆ、ゆ沢。
といえばガーラ湯沢?マジ、ホントかよ!その昔、スーツ姿で、退社後手ぶらでスキーに出掛けたことがあった。勿論、お相手は「好き友」(スキーともだち)。体が動けばいますぐにでも新幹線に飛び乗りたい。