今日の話題は「けんこうしんだん」。毎年忘れることなく行政から「特定健康診断」と「がん検診」の案内が届く。古希を過ぎたたらやたらとこうした通知が手元に届く。一見まるで高齢者を気遣ってのようにも見えるがところがさにあらず。
中高年齢者のの医療費が社会保険料の負担増に繋がることから、重篤患者がいれば早めに処置して、あの世に逝ってくださいと言わんのバカのようだ。
先日この「けんこうしんだん」を受けてきた。先に受けた診断で潜血便があって結局、大腸ポリープ34個、うち直腸のポリープがガンだった。
血圧、血糖、心電図、採血に内診、それにがん検診「PSA」数値も気になるところだ。会社の先輩2人が前立腺がんであっという間に命を落とした。
これまでに食道がん、直腸がんに下咽頭ガン。胃も無ければ、食道も直腸もない。どれほど癌に罹ればよろしゅうございますのでしょうか。命が欲しいから、少しでも長生きしたいから。そんな強欲がここまで命を長らえさせているのか?
けんこう診断やったところで「おみごと」とは、言われない。出てくるのは「あそこが悪い。ここが悪い」ことばかりだ。それでも懲りずにこうして毎年「健康診断」を受けている。
それほどまでに人間は、こうしてこの世に執着するのだろうか。この世の未練なのか?毎度、毎度、毎年ではあるが凡人だから余計にそんなことを考えてしまう。
結果は2週間後だ。