Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

院内クラスター

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 病院 介護・養護施設、学校、会食に限らず病院内のクラスター「集団感染」も結構感染率が高い。当地はともかく隣県の長野県を除いて観れば、相澤病院に始まり、浅間総合病院、軽井沢病院、長野赤十字病院、などなど多くの職員と入院患者が院内感染しクラスターが多発している。

 

 疫学用語の、オーバーシュートは「爆発的感染拡大、患者の急増」。 クラスターは、医療用語では無いのでお間違いいたしませんように。

 

 今回のチャンコロウィルス関連では、小規模な集団感染に対して用いられている。定義はともかく、この「クラスター」から拡散して「オーバーシュート」が起きることもある。横文字言葉に酔っていてばかりではだめだ。

 

 さて、今日はFNNニュースの報道から・・・・そのうちの一病院を採り上げたい。

松本市相澤病院で新型コロナの集団感染が発生、これまでに5人の感染が確認されました。

相澤病院は30日午後4時半からオンラインで会見を開きました。それによりますと、最初に感染が判明したのは90代の男性で、16日の入院時の抗原検査では「陰性」でしたが、25日の退院後に発症し、28日、陽性とわかりました。

 

男性は25日まで4人部屋に入院していたため、同じ部屋の50代男性と60代男性2人の3人に検査を実施したところ、陽性が確認されました。さらに別病棟の30代男性も陽性とわかりました。

関係する病棟の入院患者全員と職員303人に抗原検査をしたところ、全員陰性だったということです。

 

相澤病院・田内克典院長:

「陽性者が入院してくる可能性がゼロではない。ゼロにするのは困難。万が一、陽性患者が入院しても感染ゼロにできるよう対応していきたい」

 

相澤病院は救命救急やがん診療を担う地域の中核病院。地域医療に影響が広がらないよう、委託業者も含め、元日までに約2000人にPCR検査を実施し、今後の方針や態勢を検討するとしています。

 

 カッ(克)ちゃんガンバレ!ここが正念場だぞ。地元の雄として親父さんもおふくろさんも、アンチャンも天国で見守っているはずだがやあ~。当方も当院に一時お世話になったことがある。その時の診察券を宝物のように大事に手許に残している。

今年の箱根路を振り返って

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   今年の箱根駅伝創価大学の活躍は、関係者はおろか他大学の監督も選手らも誰もが予想だにしなかった。それだけにびっくりクリクリ!ただし、コロナ禍の折、沿道応援に観客を集めるなかでこうしたビッグイベントの開催を強行する必要があったのだろうか?

 

    創価学会、総本山大石寺はもとより公明党も往路優勝に笑いが止まらないだろう。そのうえ総合優勝とくれば、その勢いをかって次期衆院選挙には、大躍進するかもしれない。

 

 でも、そうは簡単に総合優勝とはいかなかった。古豪、最後の最期の10区で足元すくわれた。駒大の底力、メンバー選定から始まり勝ち方をよく知っている。とりわけ三年生の走りが素晴しかった。相次ぐ区間賞に区間新とチームを引っ張ったのが勝因だろう。

 

 話は変わるが、いつも通り日テレ番組内では箱根駅伝絡みのオリジナルグッズのお買い求めをアナウンスする。その昔、当方もグッズを買い求めたことがあった。でも一度注文すると、その後にヨミウリ新聞とスポーツ報知の勧誘が凄まじい攻勢をかけてくる。もう、これに懲りてこうしたプロモーションには絶対に乗らないことにした。

 

 さて、今年の駅伝に話を戻そう。スポーツメーカーのロゴマークロゴタイプはスポーツ大会やユニホームでは胸に燦然と輝くが、今年は強豪校と云われた各チームの胸にスポンサーマークが入っていた。

 

 ところが、今年は事情が違った。胸にはそれに加えて民間企業のロゴが入っていた。東洋は「ミネラルむぎ茶」、駒沢は「日能研」、国士館は「スズキ自動車」、そして地元山梨学院大学のユニフォームには、なんと「山梨中央銀行」などとある。優勝校や先頭集団に絡むような大学なら企業にとっても安い宣伝広告費だ4.

 

 ただ、此れも商業主義の一環かも知れないので、大学側も何らしかの支援を受けているハズだ。アマチュアスポーツにこうした行為が許されるのだろうか?と疑問が沸く。

 

 だが、早稲田、中央、順大や日体大のユニホームにはスポンサーロゴの記載がない。この差をどう理解すればいいのだろうか?学力偏差値なのか?OBや学友会、同窓会の考えなのか、ロゴ掲載チーム就職先にお世話になっている企業がチームの面倒やお世話に一役買っているのかも知れない。まあ、選手たちはいうなれば、走る広告塔だわな!

 

 時に、優勝校候補のヒットだった青学のウェアには夏合宿に使う「妙高市」と刷り込まれている。そもそもここでは各大学が夏に集まってローカル駅伝大会を開催している。じつは、当方の知人の御大はこの大会のHPを手作りで仕上げ、関係先にも結構評判がいい。

 

 ただ、この青学、往路を終えて選手を前に原監督が「ゲーム・オーバー」といって憚らなかったのはこれ如何に。7区に起用の近藤幸太郎(区間順位は中間地点で区間一位、最終的に区間三位の好記録)は親交のある知り合いの豊川工高出身の甥っ子だ。

 こんな逸話満載の今年の箱根駅伝だった。来年も観戦できることを願わざるを得ない。

和尚が二人(ツー)

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  1年の始まりであるお正月。1月1日の朝を「元旦」と呼び、1月1日を「元日」と呼ぶ。本来お正月とは1月全体を指すが、今は特に三が日をお正月と呼ぶようになった。

 

    昔から日本ではお正月はゆっくりと過ごす文化があったが、これは三が日には年神様(としがみさま)を迎えることから。年神様とは、自分のご先祖様のこと。。三が日にはご先祖様たちが家に帰ってくるので、いつ帰ってくるかはわからないため、なるべく家を空けずに家の中にいて過ごすのが習わしだ。

 

   また、三が日は「火の神様」と「水の神様」にお休みしてもらうという考え方も。これには火や水を使う料理や掃除を忌むことも含まれる。日本では女性(妻)を「かみさん」と呼ぶだろうね。このこともあり、三が日はねぎらいの意味も込めて、妻を家庭の中の神様のように扱い、家事を控えさせる。

 

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   ときに、初詣とは、お正月の時期に神社や寺へその年初めてお参りすること。今では有名な神社などへお参りする人も増えているが、昔は家の中の神棚にお参りをするというのが、まさに「初詣」だった。氏神様(住んでいる地域の神様)や産土様(自分が産まれた地域の神様)など地元の神様のお札を用意し、若水(元日の早朝にくむ水のこと)とお供え物を供え、家族の平安をお祈りする。これは神様をお迎えする準備でもあったのだ。

 

   重なった餅の上にみかん(橙が正式)がのっている「鏡餅」の名前の由来や飾る理由はご存知かな。

 

   鏡餅の「かか」(かが)とは、実は蛇の古語。つまり鏡餅の「かがみ(鏡)」とは、"かか"様が"み"ているで「かか(が)み」です。また「かか」とは「母」でもあります。鏡に写る自分の顔には、先祖代々「かか」から生み出されてきたご先祖様たちの顔が集約されている。

 

    蛇は脱皮を繰り返しながら復活するというように捉えられており、餅の重なった形は蛇のとぐろをイメージしている。この生まれ変わっていく力強い蛇に、先祖代々の力(年神様)が寄り付いて籠ると考えられ、祀られるようになった。

 

  なお、昔は鏡割り行事で割った鏡餅のかけらをお年玉と呼びました。年神様がこもった餅をみんなに振り分け、それを揚げたり焼いたりして食べ、縁起をかついでいた。

 

 正月でのNGな過ごし方としては、「料理」つくり、「掃除」、「洗濯」に「お墓参り」などはご法度だ。

年末年始もない

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 新コロナもそうだが、ウィルスには土日、盆暮れやまして年の瀬や年明けも全く関係るまい。機械的に医療を提供する側にとっては、患者ひとり一人に看護ケアなるもう一つの基準があって、それに従って医療をする。

 

 患者に接触するのは医療従事者であって、当事者のDoctorが患者と接することは滅多にない。その分看護師や介護士に負担が重くのしかかる。

 

 こうした危機的な状況に陥っては受け入れも体制も整わない。それを一括りにして挙句に医療崩壊という。

 

 集中治療室やMCUは重篤患者や術後の経過観察のためにいつも満床だ。当方も術後スパゲテイ症候群で、身体もに何本ものチューブが入っていて、その後の傷跡は自分自身で今見ても生々しい。

 

 でも、こうして手術を終えて快方に向かいながら、一本、一本チューブが外れていく病気なら良いのだが、生涯チューブを付けたまま制約受ける患者もかなり多い。時によっては声も出せず、意思も伝わらないことがままある。

 

 このような患者のみなさんにとっては、盆も暮れもなく、年の瀬も新年もない。一度チューブが切れたら絶命してしまうのだから・・。皮肉なことに、それでも、無理やりチューブを繋いで、呼吸器や延命器なしでは生きられない患者も多い。

 

 今やコロナ禍の一方で、追い込まれている重篤患者も多い。あっさりと意識のないままに病状が急変してご不幸にも絶命する方々も少なくない。

 

 命と引き換えに、年の瀬も年明けもなく、愚妻も元旦から長年にわたる隔日の血液人工透析に出かけた。

アケオメ

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 大みそかの深夜零時を過ぎましたので、改めまして新年、明けましておめでとうございます。

 

   とうとう、令和三年の年が明けてしまいました。今年もこれまでと同様によろしくお願い申しあげます。

 

   ときに、年賀状の挨拶文で面白いと言えば、縦読みメッセージも定番だ。お正月の風物詩などで縦読みメッセージを作って遊んでみるのもいい古風で風情があっていいもんだ!横書きより遥かにいい。

 

   賀状をもらった相手も、貴殿の縦書きの肉筆のメセージの一言が、相手の心になんらかの響きをもたらす筈だ。

 

   定番だが賀状のメッセージとしては 「老いて益々」

「お互い1年お疲れさま もうお互い若くはありませんが、力を出し切るまで頑張っていきましょう!な!!」

 

  次善メセージとしては、「それが大事」

「感謝に溢れた一年でした 互いにがんばったこともたくさんありました。助け合ったこともあった 仲良く末永く幸せに、力いっぱい今を生きることこそが大事なんでは?」

 

   三番目は、「願わずにはいられない」

「初日の出に幸せを願って、健康で機嫌よく過ごせる年にしたいものだ。コロナ禍で苦しむ患者や大変な苦労をなさっている医療従事者(とりわけ、看護師や介護士)に今年こそは幸せと安らぎが訪れるように・・。」

 

   アケオメ「復活を願って・・」

「ありがとうでいっぱい 互いに元気で過ごせることを願っています 新たな年を迎え心機一転 面倒クサイことを投げ出せたず 体調やコロナ禍が収束しましたらいつものように、ご一緒に一献傾け 美味いもんでも喰いに行きましょうね!!」

 

 明日の掲載写真は、「わが家のテーブルの上の正月用生花」。

 

 明後日は玄関の正月飾りを掲載の予定ダス。