Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

今年の箱根路を振り返って

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   今年の箱根駅伝創価大学の活躍は、関係者はおろか他大学の監督も選手らも誰もが予想だにしなかった。それだけにびっくりクリクリ!ただし、コロナ禍の折、沿道応援に観客を集めるなかでこうしたビッグイベントの開催を強行する必要があったのだろうか?

 

    創価学会、総本山大石寺はもとより公明党も往路優勝に笑いが止まらないだろう。そのうえ総合優勝とくれば、その勢いをかって次期衆院選挙には、大躍進するかもしれない。

 

 でも、そうは簡単に総合優勝とはいかなかった。古豪、最後の最期の10区で足元すくわれた。駒大の底力、メンバー選定から始まり勝ち方をよく知っている。とりわけ三年生の走りが素晴しかった。相次ぐ区間賞に区間新とチームを引っ張ったのが勝因だろう。

 

 話は変わるが、いつも通り日テレ番組内では箱根駅伝絡みのオリジナルグッズのお買い求めをアナウンスする。その昔、当方もグッズを買い求めたことがあった。でも一度注文すると、その後にヨミウリ新聞とスポーツ報知の勧誘が凄まじい攻勢をかけてくる。もう、これに懲りてこうしたプロモーションには絶対に乗らないことにした。

 

 さて、今年の駅伝に話を戻そう。スポーツメーカーのロゴマークロゴタイプはスポーツ大会やユニホームでは胸に燦然と輝くが、今年は強豪校と云われた各チームの胸にスポンサーマークが入っていた。

 

 ところが、今年は事情が違った。胸にはそれに加えて民間企業のロゴが入っていた。東洋は「ミネラルむぎ茶」、駒沢は「日能研」、国士館は「スズキ自動車」、そして地元山梨学院大学のユニフォームには、なんと「山梨中央銀行」などとある。優勝校や先頭集団に絡むような大学なら企業にとっても安い宣伝広告費だ4.

 

 ただ、此れも商業主義の一環かも知れないので、大学側も何らしかの支援を受けているハズだ。アマチュアスポーツにこうした行為が許されるのだろうか?と疑問が沸く。

 

 だが、早稲田、中央、順大や日体大のユニホームにはスポンサーロゴの記載がない。この差をどう理解すればいいのだろうか?学力偏差値なのか?OBや学友会、同窓会の考えなのか、ロゴ掲載チーム就職先にお世話になっている企業がチームの面倒やお世話に一役買っているのかも知れない。まあ、選手たちはいうなれば、走る広告塔だわな!

 

 時に、優勝校候補のヒットだった青学のウェアには夏合宿に使う「妙高市」と刷り込まれている。そもそもここでは各大学が夏に集まってローカル駅伝大会を開催している。じつは、当方の知人の御大はこの大会のHPを手作りで仕上げ、関係先にも結構評判がいい。

 

 ただ、この青学、往路を終えて選手を前に原監督が「ゲーム・オーバー」といって憚らなかったのはこれ如何に。7区に起用の近藤幸太郎(区間順位は中間地点で区間一位、最終的に区間三位の好記録)は親交のある知り合いの豊川工高出身の甥っ子だ。

 こんな逸話満載の今年の箱根駅伝だった。来年も観戦できることを願わざるを得ない。