Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

10Days Passed.

 とうとう(1010)松も明けまスた。でも、依然としてお年寄りの小水のように切れ目なく、パラパラ(+_+)と賀状が届きやんヨーステン。

 

    それに今日は朝一番から大学病院で一日がかりで、検査と受診づくめで何かと忙しいズラなのだ。めんどっちいから、以下に本年の賀状の写しを当ブログで公開いたすますだ岡田。

 

   ですので、ご返事も返信もご挨拶もシっツレ~イすることに、いたし増田明美ちゃ~ん。

 

   失礼ながら、悪しからずご容赦、桐島あれんまあ~!

 

 

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謹賀新年

  一昨年末に「食道がん」(T1b-N1を患って以来、二度目のお正月を迎えることが出来ました。貴下には何かとご心配並びにご丁重なるお心遣いを賜り恐縮しております。爾来、体重は47kgと20kg以上も落ちましたが、好きな山歩きができるまでに体調も快復いたしております。

 

 また、昨年五月には、快気祝いを兼ね家族ともども小旅行にも出掛けることができ、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。「一病息災」と申しますが、術後は定期的に検査を受けながらも、健康には細心の注意を払っておりますので、どうかご安心くださいませ。

 

 改めて、健康と家族のありがたさを知った今回の大病。貴台におかれましても呉々もご自愛されますとともに、ご家族のご健勝とご多幸をお祈りいたします。

 

 追って、ストレスの溜めすぎや食べ過ぎ、呑み過ぎにはご注意いただき、それ以上「デブ」になりませんことを、心よりお祈り申しあげます。

  

     令和弐年 睦月之十日

       諏訪左衛門之守 甲州屋徳兵衛 拝

 

🍛にフェードアウト

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 正月明けの七日、自民党の仕事始めに総裁の安倍ちゃんがご挨拶に引用した諺、「桃栗三年柿八年・・」は、テンポがよく覚えやすい。でも、この挨拶を聴いて続きがあることを尻マスタ。諸説ございますが、柚子や梅等のさまざまな野菜や果物がこの続きに登場するのでございマッスル。諺ごときにも慣習や言い伝えには、結構教訓じみたものがあるマステな!まあ、これ普通に考えれば、樹を植えたら喰える実がなるまでにはカナリの歳月を要する。だから、何事も成就するまでには相応の年月がかかるてなことを戒めたのだろう。

 

    ほかにも努力することの大切さを表した諺がある。勤勉に働いた人は三年で一人前、少しだけ努力の人は八年で一人前、並みの人間は九年で一人前、努力なき者は十八年かかっても一人前になれないという言い伝えもある。

 

      拙速は禁物、地道な努力の大切さを訓示している。まあ古くから桃、栗、柿という季節の食べ物が百姓の生活に馴染んでいた経験則の証なのだろう。 二の句には、「梨の馬鹿目が十八年」、「柚子は大馬鹿十八年」、「林檎にこにこ二十五年」に、「梅は酸い酸い十三年」ともあり、その後にも銀杏やみかんも出て来て句が繋がるらしい。

 

    もっと面白いのは、「女房の不作は六十年」、「亭主の不作はこれまた一生 」というものもある。一人前になるまで、女房は60年でやっと一人前になるが、亭主は一生かけても中途半端をいうことらしい。アイタタッヤ!! そこらのオヤジやオラのことじゃんけ・・。

 

 受験や出世も結婚もさることながら、功を急いだところで直ぐに結果は出ない。だから辛抱強く地道に努力しなければならないということのようだ。まずは種を蒔くところから始めよと教示しているようだが、時には「ビビビーン」と衝動や感情で動くのも必要だと思う。

   

    だって、明日も、あさっても。無駄な努力を重ねて結果が出ないよりは、合理的に近道を選んで成果を挙げる方が、短い人生にとってはいいじゃありませんかネ?コツコツと続ければこそ、その努力は報われるとかいいますが、こんなの当方、我が身を振り返るとここまでの間、成果を急ぐあまり、その全ては徒労だったような気もシマスガネ。

 

    時間や余生が限られれば、結果を急ぐのは新庄(心情)剛。タネを撒く余裕すらない。だったら、桃も栗もスーパーの売り場で買い求めた方が手っ取り早い。得手して人がこういうことを言い出すトキは、窮地に追い込まれ逆張りで自らの終焉を感じているが故にこんなことを口にするのかも知れない。

 

    御(ゴ)託を並べずに拘泥することなく華麗に身を引く、人知れず消え去ることこそが亭主(男・棟梁)たるものの美学なのかも知れない。さて、明日は三か月に一度の再発・遠隔転移検査だ。「主文:患者を・。・に処す」と、ヒラメの目のように、上ばかりを見ているとやがて我が身も釣られかねない。

スベル生活に滑らぬスキー

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    昨年末まで、全国各地で真冬だというのに降雪がなく、暖冬が続き地球温暖化が心配された。そういえば、コメも葡萄も葉物野菜も、最近北海道産が美味しいと評判になっている。魚沼、勝沼、茨城、千葉等の各特産地はどこも不人気となり、売り上げは不振続きだ。

 

    一方、魚の漁獲量も年々減り続け、サンマは南下しないは、クロマグロも回遊せずイカも獲れない。北の海ではマンボウが群遊、これも温暖化のせいかと思いきや、そうでもならしい。どうやら半島人と大陸人が魚の産卵地を含め海峡、海流の起流域、潮目や大和堆などで、成魚になる前の稚魚までを根こそぎ乱獲しているのも原因に挙げられている。まあ、「松坂牛」と「松阪牛」の区別もつかない程の外(下)民らだから致し方もない。

 

    冬に雪が降らないと、「酸ヶ湯」の積雪がニュースにならないばかりか、スキー場はもとより春先の渇水や農作物への影響が心配される。その上、ワカサギ釣りに来県し氷上に止めた車が何十台も湖に沈んだとか、「札幌雪まつり」の開催が危ぶまれるとの報道もあった。でも、報道機関も政権中枢も何もしないのは「不作為の悪(作)意」そのもの。

 

   それに輪を掛けての若者たちのウィンタースポーツ離れ。昔は夜行のスキー列車にに乗りながら、車内で声を弾ませ、アフタースキーも楽しんだことも今は昔。隔世の感がある。

 

    そうした現実の中、「県、譲渡先が見つからず、経営難でスキー場閉鎖へ 長野五輪ではモーグル・里谷選手の金で沸いた過去!」との新聞のセンセーショナルな見出が報道紙の一面に躍り出た。長野市民愛着の「飯綱高原スキー場」が経営悪化で、今季限りで幕を閉じるらしい。一体、あの因縁の長野五輪はド田舎県民に何を齎したのか大いに疑問だ。

 

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    これも予測された事態だが、今や常連客や家族連れは減る一方、それに今シーズンは雪不足に悩まされ続けてきた。どうやら最近の若者たちは車離れといい、こうしたシーズンスポーツや酒席を嫌う傾向にある。このゲレンデさえ80年代の最盛期には23万人もが来場したというのに、その数は今や2万人足らずだそうだ。トレンドを読めない事業は滅びる。リフトや管理棟にリフトのチケット売り場の建屋(?)までも、事実上、タダ同然で譲り渡すことにしたが、それでも買い手が一向に見つからなかったらしい。

 

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 その昔、八方、栂池に南小谷のコルチナはおろか、会社返りのスーツ姿で、新幹線に飛び乗り「ガーラ(越後湯沢)」で、スキーをして帰りにひと風呂を彼女と浴びて、アバンチュールを楽しんだこともあった。背広姿に誰にも気づかれずに、何気なく帰宅し翌日出社した。そんな若かりし頃は公私に亘って良く滑れた。

   今やスベッテいるのは頭皮と普段の生活だけだ。

余程に見かねたのかナ?

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 ヤフオクかアマポチかと迷う男のコダワリ、男の小道具をテーマにブログを載せようとした。そんな矢先、呑んだ暮れの世界に、とうとう家内が当方の体調を心配してか、堪忍袋の緒が切れたのか、妙な新聞広告記事の切り抜きを突然目の前に差し出して来た。

 

 町田庚の新刊本を案内した「しらふで生きる」だ。作家のご当人は三十年間、毎日毎日休むことなく酒を呑み続けた芥川賞受賞の作家だ。その彼が四年も前から酒を一滴も飲んでないという。何が起き、どうしたのか、何故なのか、それを赤裸々に綴った新刊本で、たちまち増刷、増刷の勢いだ。

 

 と云うことは、酒飲みに関するご当人や家族の思いが、購読者数を大幅に伸ばしている要因なのだろうと身勝手に推測。要は、この世には懲りない呑み助連中が有象無象にいるってこと?作家のご当人曰く、「人生の淋しさと短さを、酒で紛らしてはいけない」のだと指摘する。

 

 「酔い」という短絡的な方法で、余裕やゆとりを失くすことが生きる本質なのかと、読者らに問う。ユルリと歩み、草の匂いや雨を感じなくて、それでいいのかと畳みかける。「酔う」という、そんなちっぽけな時間と引き換えに、生き急いで大事な人生を味わなくていいのかと疑問を投げかける。

酒呑みにはオヤジの小言のようなことに逃げていては人生を駄目だしすると指弾する。キッカケはなにかと見出しだけでは判然としない。強烈な動機やモチベーションがなければ断酒なぞ到底無理だ。

 

 急ぎ、見落とし、見過ごすような、そんな生き方に対して、警鐘し自省を求める。それは「死を恐れるあまりの気持ちがそうさ(酔わ)せている」だともいう。この作家、ほかにも人生訓のような真情を書いている。この本ヤフオクでも買えるが、アマゾンでも中古品なら安く手に入る。しばらく経てば、単価1,500円の書籍が中古品で半額にはなるだろう。安易にセンセーションやブームにのってはいけない。これ鉄則ね!!

 

 昨日は、確定申告用紙配布の初日。隣町の税務署まで徒歩で往復した。いいのか悪いのか、そんな中、家内から戴いた新聞広告をみながら、ツラツラと色々と考えながら・・・額に汗かき歩いた。

 

 同日、山梨県出身の平野美宇東京オリンピックの卓球代表の三番枠に選出された。そのニュースを見ながら、少しは自省しながら禁酒、節酒に挑もうかと思う次第。「がん」にも懲りずに「酒を辞める」とは言わず呑み続ける徳兵衛でした!!一昨日の悶えながらあんなにも苦しんだことを、もう忘れているようだ。

ハカリゴトハ一度にアラジン

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 人のこころは移り行き、一時の御籤に右往左往。ならばと河岸を代えて幸運の女神に詣でるも、未だこころ鎮まらず。またもや「凶」と出た日にゃあ!この先、一生浮かばれぬワイ。

 

   心静かに詣でして、願重ねて存分に籤を引く。怖さ百倍、リベンジ、リベンジ!引くは十三番の「吉」とでた。めでたきことかや、嬉しことこの上なきものぞ。籤には「病は復す」とありも、「油断すればよろしからず」ともある。これぞ神の御心の最大級の賛辞と心得た。

 

 帰りに駅近のカメラの「キタムラ」にて、正月の家族写真のフレームを買い求むる。引き籤にてまた、またもやこれが「大吉」とな。おまけにお買い物券500円万両をゲットせり。出来すぎに、できしこと、この上なし。

 

 我が身も捨てたものには、なきありぞ!!

 

  「ときくれば、枯木とみえし山陰の桜も花の匂いつつ」リベンジ、リベンジ!!大成功とわが世のハル。この先、躓かぬように「ご用心、ご用心。」と、自戒を込めて・・・御籤に誓う令和の春。

 

 かくも帰宅後、案の定、有頂天の呑み過ぎがゆえに、今週は再検査だというのにゲロを吐きに七転八倒の塗炭の苦しみ。アラジンの神は「魔法のランプ」に非ず。早速、懲罰到来か・・。謀は我が身の為ナラズ。