Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

これらを多用する奴は信じるな!

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    代表的な詭弁語「想定外」などの言葉の使い方については、以前「後日掲載します」とお断りをしていたことを、みなさん覚えていらっしゃいますか?今日はそんな言葉づかいを特集してお届けします。

 

    この「想定外」という言葉、自ら限界線やシナリオを作ってそれ以上に発生する出来事に対して自分には責任もなく、一般的に考えられることは全て考え尽くしたうえで対応したことを訴えるための決め台詞。もっと言えば、悪意、つまり「知っていたけど、都合が悪いので知らんぷり」を決めたい時に使う。それでも相手の理解が得られないなら、最後は「力不足で考えが及びませんでした」とすれば恥をかくこともない。

 

    こうした「逃げ口上」用語群の言葉には他にもある。例えば、「検討する」は、対応の先延ばしであり、「対策を協議する」「何らかの処置を取る」などの時間稼ぎのフレーズは、「想定外」と同じく不作為を敢えて宣する不遜な用語だ。

 

    それに、核心をぼやかして問題を藪の中に隠そうとする場合や十分考えたうえでそれを尤もらしく訴えようとする場合に使う「すり替え」用語群。その中には、「総合的に考えて」、「全力を挙げて」、「十分に配慮して」、「事態を厳粛(真摯)に受け止めて」や「諸般の事情に鑑みて」などの用語がある。ここで何か気が付きません?そうなんですよ、どの言葉の語尾に「て」をつけても語彙が変わらないのです。こうした「て」言葉が使われる時は、問題や論点の「すり替え」が行われていると思った方がいい。

 

 それに、かかる事態に懸命に、迅速に対処している姿勢や様子を伝えるようとする「三文芝居」用語群には、「誠に遺憾」、「痛恨の極み」、「再発防止」、「ガバナンスの徹底」や「可及的速やかに」とか「遅滞なく実施する」など、誠実さを売りにした用語が多用される。

 

   さらに弁明しても、説明しても全く最初からお手上げ状態で、かつ、責任の所在を曖昧にしつつ、関係者を追い払いたい場面で使う「玉砕・万歳(お手上げ)」用語群の中は、「追って通知(ご案内)する」、「現時点で調査中のためコメントできない」とか「担当者が不在のためコメントできない」「担当は、今、席を外しています」や「それについて申し上げる立場にない」などの脱兎台詞で締められると、なんとなく納得してしまうから不思議だ。

 

    で、具体的な内容、事実や真実に触れることなくこうした用語だけを上手くつなぎ合わせて、最後に「何卒、ご理解を頂きたい 」とすれば、なぜか十分な説明を受けたような気にもなる。

 

   さて、本日も含めて最近のブログ。「徳さん、最近なんか分かったような、分らぬような講釈をグダグダ云い始めたなあ!コレ、やばくねェ~か?」と、思ってもらえればシメたもの。ムフっ!!

 

   なっ!!こういう奴こそ信じては、いけないのジャマイカ!。