気づかぬ口癖、本人は全く無意識のままで二の句、三の句を繰り返す。本人に罪はないのだが、聞き手は辛い。
壊れたレコードのように何を質問しても同じ答弁の繰り返し。質問する方もする方、毎度おなじみの内容を繰り返すばかり。これでは質疑が嚙み合わぬばかりか論戦にならない。
海の向こうの大統領選が民主主義の崩壊だ、分裂だとあざけ笑っているが他山の石。足元見ればわが国とて心もとない政治の貧困を心得るべし。
さて、会話やおしゃべりに対談、それに講演でも授業でもそうだが人には口癖がある。
ます、言葉や会話の冒頭に「えーと!」、「えー!」、「まあ!」や「うんと」つける人がいる。それに受答えに「はい、はい、はい」と合の手を人も多い。こうなると耳障りで聴いている方も辛い。
一見、時間を稼ぎ頭の中を整理してモノを言っているのかと思いきや、そうでもなさそうだ。これって、口癖で聴き手にとっては非常に耳障りで話の内容どころか話し手の論旨なぞハナから訊こうとできない。
これってタチの悪のが、ご本人は全く気付いてもいないし無意識のうちに発せられる悪癖なのだ。件についても斯くいうこんな徳兵衛にも悪癖があるかも知れない。
耳障りとはお相手が感ずることであって、場合によっては心象さえ悪くしてしまう。
時に、話がウケた時、お相手の発言に同調できた時にムリクリ手を叩くのはいかにもアザトイ!!
でですね!、それで!だから!何!、それで・・!何なの?で?それで、言葉の繋がらない主張の、意見や裏筋の奴らほどここうした捨て台詞を使いたがる。みなさんご注意ください。