Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

大掃除(年末シリーズ1)

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  昨日はわが家で年末恒例の大掃除。一昨日は久しぶりの年賀状作りと多忙な日々を過ごした。窓ガラス、風呂の掃除に始まり、洗面所、テラス、食器棚と掃除する箇所は毎年のことだから要領は得ているつもりだが、毎年掃除する箇所が増えているように感じる。

 

 どうやらそれは年のせいで、導線というか勘が上手く働かず手際が悪いだけだと判った。結局、夫婦で丸2日かかりの作業となってしまった。

 一番汚れていたのは、風呂場の温乾燥日機のフィルター、半年前にチェックした時は何ともなかったが、昨日フィルターを抜いたら真黒な黒カビだらけ、24時間換気してもこれだから仕方があるまい。

 

 どうしてこんなに汚れたか?答えは簡単!入浴する人と入浴時間が長くなったのに他ならない。娘の長逗留の里帰り、孫の風呂に女房と・・・当方は大浴場が好きなので敢えてスポーツジムの会員となって、サウナと風呂だけしか利用せず、エアロビも水泳もしないジムにとっては上得意先だ。でも、風呂上がりの帰り道で缶ビールをひっかけるのは至極の喜び、悦楽の境地。わかんないだろうな?雪深い地方の人にはこの感覚判らないだろうな?

 

 フィルター掃除にはハイターにカビキラーを駆使、物の見事に新品同然となった。お蔭で頭とおんなじで当方の指紋が薄くはなったがそれも労働の喜びだ。それに我が家は毎年この時期にストーブ代わりに炬燵を建てる。田舎にあるような掘り炬燵サイズ。ここに家族が集まり互いの足が振れるこのほっこりとしたぬくもり、これは田舎でも都会でも同じ。でも、夫婦二人だけで炬燵に入って足が振れるとなぜか女房に脚を蹴られる。

 

(今日のおまけ)

 我が家は、東電が大喜びのオール電化の家屋。すべては電気で作動している。水道水のポンプアップも調理器具もぜーんぶ電気、でんき、デンキ~ッ!。火の気は全くないので家事の心配はいらない。唯一あるとすれば、鍋料理にガスボンベコンロを使う時ぐらいしかない。

 

 さて、このオール電化便利で良いように思えるが、全くの大違い。通電している時はいいが停電や器具の故障があったら、まず対処のしようがない。東日本大震災の時なぞは、暗いし寒いし、トイレは使えないはで、家の中で究極の避難生活を余儀なくされた。

 

   でも、この時ばかりは当方の道楽が活きた。「登山道具一式」(コンロ、ヘッドライト、簡易トイレ、非常食に寝袋・防寒着等)が避難生活を支えた。このときこそ趣味が実益を兼ねった瞬間だった。どう貴方も山登りはじめてみませ~ん??  

 

   でも でも、でも家を建てて早9年、ベランダに取り付けている夜間電力を利用しているエコキュートが怪しい。これが故障すると突然、我が家の温水供給が停止する。しかも、突然、コンプレッサーが壊れて使い物にならず、水しか出ないこともあるという。業者は早めの取り換えを勧めるのだが何とか動いているので今一つ気が乗らない。そこで業者の一言「旦那さんのアソコとおんなじで、いつ使い物にならなくなっても知りませんよ」だと。さーて、どうする徳兵衛。

運命には誰も抗(あらが)えない

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   奇形、(先天性)難病、身体障害、アトピー、アレルギー、引きこもり、イジメ、結婚できない人、離婚に事故や事件に巻き込まれて命を落とす人。どれを取ってみても有り難くない事ばかりだ。でも産まれた瞬間は、誰も同じだが持って生まれた運命を背負って生きていく。

 

 左に寄った人生を送る者もいれば、右に大きくそれる人生を送る人もいる。真っ直ぐに人生を100%歩めた人はこの世に何人もいないだろう。小さい時に負った病気や事故が後の人生を大きく狂わせることもある。

 

 幸せを思い切り露出している人ほど、実生活は波乱に満ちているのかも知れない。看病や介護に始まり、子供のイジメや非行に日々頭を悩しれている親御さんたちも少なくないだろう。反対に何らかの事情で子供が持てないご夫婦も多い事だろう。そうした人々の日頃の心情は察して余りある。

 

 出産前の羊水検査や血液検査で胎児に異常がないかを確認したうえで、出産に臨む妊婦も多い。リスクを最小限留め、異常があれば出産を諦める。でも、それを機に以後子供に恵まれないことだってある。確かに幸せを願ってそうするのだが、幸せに恵まれないことだってある。

 

 スケーターの浅田真央は、母一人で真央姉妹を育て彼女をあそこまで登り詰めさせた。でも努力の甲斐もなく一度もオリンピックで金メダルを獲得していない。努力や直向きさは周囲から見れば美しく、ご褒美を挙げたいのだが夢は叶わなかった。「努力次第で夢は必ず叶う」は、人間に対する堕落や怠慢を戒める言葉であって、夢は夢なのだ。

 

 人は産まれた時から死に向かって人生を歩む。次々に来るべき困難を一つひとつ越えていかざるを得ない。それはどうしようもないこと、その子はあなた方夫婦だったからこの世に生を受けた。がんばれ子供夫婦よ!親として今はそうしか言えない。その先にきっと良いことが待っている。

 

(今日のおまけ)

 年回りのせいか病の連鎖ってあることを確信した。誰がトリガーになったのかは分らないが周囲が次々に病に伏せていく。当方が男性で男友が多いからそう思うかも知れないが前立腺癌に始まり膀胱がんに腎臓がん病巣は何故か下半身に集中している。

 

 必ずしも若い時に下半身がだらしなかったとは思わないが、こうも続くと何か空恐ろしいものを感じてしまう。  何事もそうだが、思い通りにいかなくなった結果が出た時に、いくら、あの時に、あそこで、ああしていれば、こうしていればと後悔したところで何の役にも、解決策にもならない。

 

 前を向いて目の前の現実に対処していくしか術はない。子供達よ!良き友よ!現実から目を背けず、現実を受け入れるしかない、行雲流水の如く。

指輪と首輪

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  電車内で右手の薬指に指輪をしている子連れ女性をみて、思わず「シングルマザー」と見てしまいその子が不憫で、将来がどうなるのかと要らぬお節介をしそうになってしまった。こう考えてしまうのは男性として至極当然のことだと思うのだが・・・。

 

 どうやら、それは勘違いだそうだ。左手の薬指の指輪は、100%パートナーがいるそうだが、男性に迫られぬよう敢えて左手指輪で敬遠の道具に使う独身女性もいるそうだ。

 

   では、右手だけの指輪は何を意味するのか?これは今、付き合っている彼氏がいるとの外部に向かってのシグナルで彼氏と彼女が同じ指輪をしていることが多いという。つまり、前出の彼女はシングルマザーとなったものの今付き合っている彼がいると考えるか、ただ単に左利きで面倒だから右手にしていると思いたい。

 

    それでは、左手と右手の両方の薬指に指輪をしている女性はどう見るか?それは「不倫真っ盛り」の状況とみるのが正解。

 

    さて、徳兵衛夫婦は、新婚旅行からともども指輪もちろんのこと、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリーは何一つ着けていない。何故って、互いに肩が凝るからが、正解なんですけど、首輪のようで夫婦共々、拘束されるのが嫌な性分なのかも知れない。

 

(今日のおまけ)

 今日は、ついでに腕時計の話。男性の50%は腕時計をするのに対し女性はその半分にも満たない。なぜか?男性はビジネスマナーとして商談先や取引先の前で軽々に携帯電話を覗く訳にもいかない。それに腕時計は男性にとってのステータス・シンボルだから極めて重要な意味を持つ。何気に高級時計をしている男性を観たら相当な富裕層と見た方がいいが、最近は偽ブランドも数多く出回っているから真贋をハッキリ見極めることも必要だ。

 

   では、女性の場合、なぜ、かくも時計をしたがらないのか?ファッションに合わせにくいといったところが本音だろう。そのほかにも、重いとかいって開放感を味わっているのかも知れない。

 

   でもここでご注意あれ。今まで全く腕時計をしていなかった女性が、ある日突然腕時計をして来たら、それをどう捉えるか。この場合は、右手薬指の指輪と同じく、彼が出来て彼とのペア・ウォッチとなっているのは確実なのだ。

 

    ああ、腹減った!!当方の腹時計も確実に時を刻んでいる。

モグラたたき

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    最近、メディカルな話題が多く恐縮しているが今日もその類のお話。

 

   がんは転移・再発するから怖いと言われる。手術では、がんを全て取り除くことが出来ず今や民間療法が大流行だ。原発巣を完全に取り除くことは難しく再発リスクを常に抱えることになる。それに転移巣を早期発見しても他の部位にも転移していることもある。

 

    人間が持っている免疫力や、がんのアポトーシス(自然消滅)によって、がんが発症する前に消失してしまうこともあるが、一度がんが発症すれば、まず、治療によって寛解はしても完治することは中々難しい。つまり、医者はそのことをはっきりと口にはしないが、原発巣と転移巣を完全には除去することが出来ないのが医学界の常識だ。

 

    がん細胞は血液やリンパ液の流れに乗って、すでに他の部位へ転移してしまっているケースも多いため、転移の有無を確認するには術後5年生存率が一つの目安となる。それぞれのがんは転移する臓器が決まっているといわれるが、特に多いのが肺に転移する場合が多い。

 

  がん摘出手術では廓清術と言って、遠隔転移を予防的に防ぐ手立てとして、原発巣周辺のリンパ節を取り除くことも多い。

 

    一般的にがんはX線やCT検査で見つかるまでに10~15年ほどかかると言われていので、切除して5年以上経って、転移再発がんが見つかることもよくある。腕のいい医者なら検査によって、原発性がんなのか転移性がんなのかの区別が容易につくとも言われている。

 

    逆に、原発巣が見つかる前に転移がんが見つかる場合もあって、その場合は、必ず体のどこかに原発巣があることになる。昔、部下で亡くなった30代の女性社員がいたが、日頃から偏頭痛がひどく、ある日、脳検査をしたら脳にクルミ大の転移がん(脳腫瘍)が見つかった。開頭して1つだけ腫瘍を摘出しすぐに閉じてしまった。それから2週間も経たないうちに彼女は逝った。社に提出された診断書を見た時には流石に驚いた。病名欄にはなんと「子宮がん」と記されていた。つまり、脳腫瘍の原発巣は子宮がんで、それが脳に遠隔転移したものだった。

 

   生検(バイオプシー)・細胞診が始まっても病理検査をする前に治療が始まることもあるらしく、こうなると最後の砦は、やはり大門未知子(ドクターX)しかいない。

 

(今日のおまけ)

 川島なお美に始まり、最近では小林麻央と民間療法に頼る患者が多くなってきた。手術を受けるか受けないか。術後のQOL(生活の質)を考えた時、患者本人と家族は大きな判断を迫られる。当然のことながら、外科医が外科手術をしなくなったら医療技術の進展もなければメシも喰えなくなってしまう。

 

 どちらが良いのかは読者の判断に委ねるが、2人に1人が「がん」に罹る時代。歳に限らずその時に備えて、今から覚悟を決めておいた方がよさそうだ。

ナースのお言葉

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   昔から取沙汰されている看護師の患者に対する言葉遣い。タメ口、上から目線に赤ちゃん言葉。「・・・です。わかりますか?」の言葉遣いをみなさんはどう思いますか?その答えは「今日のおまけ」に回すといたしまして・・。

 

 看護師の「だからぁー・・」、「よくできましたね」、「お熱(オネチュ)計りますよ」のような言葉遣いは、特に高齢患者にとっては、尊厳を踏みにじられようにも感じるのだろう。

 

    看護学校を卒業して晴れて准看護師や看護師となって、社会性も育たぬ間にすぐさま医療現場に立たされ、しかも、ドクターの性格も患者の病状も千差万別の中で、医者と患者の狭間でそれぞれの顔を持って接しなければならい。看護師側に立てば無理からぬ話なのかも知れない。

 

 看護学校の授業では、主に看護の技術論や実践論が教えられ、いちいち患者と会話する際の「言葉遣い」まで指導していないのが現実。それに、日勤・夜勤の繰り返しともなればストレスも溜まり、勢い患者に対して「云ったことが分んないですか?」と来てしまう。

 

    一方、患者は看護師に「お前の給料は、俺の治療費から支払っているんだぞ」と、心の中で思っている。だから、小娘の看護師に小馬鹿にさたれような喋りや赤ちゃん言葉を使われたりすると「イラッ!!」と来るのだろう。でも、それは裏返せば病気がさほど重篤でなく快方に向かてる証でもある。もし、患者に意識障害があったらそんな言葉遣いを一つひとつ気にもできない。

 

 尤も病院、医者も看護師もそうだが、当たりはずれがあるのだけは間違いないようだ。

 

(今日のおまけ)

 患者に対して「・・・です。わかりますか?」は、患者が理解していないか、意識混濁の有無や難聴になっていないかを確認するために、必ず最後に「分りますか?」を付けるそうだ。なるほどと言えばなるほどネ!

 

 ところで患者の質問に対して看護師の「・・・それについては主治医(先生)からお話します。」の返答は、なぜか患者の不安を掻き立てる。そう感じるのはこの徳兵衛だけか。

 

 最後に余談だが、看護師としての給料の高い順でいうと、一般的に病院の手術部、救急救命室(ER)、集中治療室(ICU/HCU)、重症病棟(CCU/SCU/NICU)、一般病棟で、最後は個人開業医に勤める看護師らしい。