Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ナースのお言葉

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   昔から取沙汰されている看護師の患者に対する言葉遣い。タメ口、上から目線に赤ちゃん言葉。「・・・です。わかりますか?」の言葉遣いをみなさんはどう思いますか?その答えは「今日のおまけ」に回すといたしまして・・。

 

 看護師の「だからぁー・・」、「よくできましたね」、「お熱(オネチュ)計りますよ」のような言葉遣いは、特に高齢患者にとっては、尊厳を踏みにじられようにも感じるのだろう。

 

    看護学校を卒業して晴れて准看護師や看護師となって、社会性も育たぬ間にすぐさま医療現場に立たされ、しかも、ドクターの性格も患者の病状も千差万別の中で、医者と患者の狭間でそれぞれの顔を持って接しなければならい。看護師側に立てば無理からぬ話なのかも知れない。

 

 看護学校の授業では、主に看護の技術論や実践論が教えられ、いちいち患者と会話する際の「言葉遣い」まで指導していないのが現実。それに、日勤・夜勤の繰り返しともなればストレスも溜まり、勢い患者に対して「云ったことが分んないですか?」と来てしまう。

 

    一方、患者は看護師に「お前の給料は、俺の治療費から支払っているんだぞ」と、心の中で思っている。だから、小娘の看護師に小馬鹿にさたれような喋りや赤ちゃん言葉を使われたりすると「イラッ!!」と来るのだろう。でも、それは裏返せば病気がさほど重篤でなく快方に向かてる証でもある。もし、患者に意識障害があったらそんな言葉遣いを一つひとつ気にもできない。

 

 尤も病院、医者も看護師もそうだが、当たりはずれがあるのだけは間違いないようだ。

 

(今日のおまけ)

 患者に対して「・・・です。わかりますか?」は、患者が理解していないか、意識混濁の有無や難聴になっていないかを確認するために、必ず最後に「分りますか?」を付けるそうだ。なるほどと言えばなるほどネ!

 

 ところで患者の質問に対して看護師の「・・・それについては主治医(先生)からお話します。」の返答は、なぜか患者の不安を掻き立てる。そう感じるのはこの徳兵衛だけか。

 

 最後に余談だが、看護師としての給料の高い順でいうと、一般的に病院の手術部、救急救命室(ER)、集中治療室(ICU/HCU)、重症病棟(CCU/SCU/NICU)、一般病棟で、最後は個人開業医に勤める看護師らしい。