電話もなければテレビもねえ、寒々とした誰も棲んでいない実家に独り身を寄せに本日帰甲する。一年ぶりの故郷へ帰還だ。心配事は絶えない、ダニやネズミは出てないか？ガラスが割られて不届き者が宅内に侵入して部屋は荒らされていないか？盗まれたものはないか？一つだけ安心できるのは実家の両親が亡くなり特殊詐偽や巧妙な新手の
ああこんな街いやだ、こんな村厭だ。♪♪、だからと言って、東京でベコ飼う訳にもいかない。それはさておき、ただ、ここにはここまで育ってきた徳兵衛の思い出のすべてが凝縮されている。
来月の手術を前に両親の墓参り、菩提寺への付け届け、同期会への参加、遊休不動産の引き渡し、三富村への参詣、牧丘のブドウ農園へのご挨拶、親戚、知人との表敬・会食、掃除洗濯に布団干し、戸締り入浴や家・車のメンテナンス、切符の手配等々、イベントというか行事というかやることが目白押しだ。
これで体調を崩さなければいいが、これで具合が悪くなれば元も子もない。何か落ち着かない５泊６日の甲府への道だ。こちらに戻るのは１１月２９日夜半（イイ肉の日）だ。
