Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

街録(ガイロク)

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 好んで見る番組がある。BSPかな?往来の人をつかまえては街頭録画や録音をするといった趣向の番組だ。毎回これには身につまされる。テーマは「あなたにとって人生最大のピンチとは・・?」

 

 看護師に憧れて入職したものの昨年の第5波のコロナ禍で家族にも会えず、看取りのないままに一人病室で人工呼吸器も装着しないまま旅立った患者。この様子をリアルに話してくれた美形の彼女、年は29歳、看護師になって七年目だという。壮絶な闘病の話は現場でないと聞けない話だ。途中でその彼女感極まって涙を浮かべながら必死に語り掛けてくれた。病床不足、患者の救急車内での待機時間は8時間はざらだそうだ。

 

 それにシングルファーザーの話。子供を出産してほどなく10時間余りで亡くなった母親。その後この方は子どもが成人するまではと男手一人で子供たちを育てる。実話が故にジーンとくる話しの連続だ。翻って我が身がこうした窮地に立たされたらと思うと想像だにできない。「弱音は吐いていい」、「痩せ我慢はしなくていい」、「助けてもらえるのだったらどんな頭でも下げる」。不幸は往々にして突然音もなく忍び寄ってくる。必死さゆえに人の好意や温もりが身に染みて理解できる。

 

 2月14日はバレンタインデー、3月14日のホワイトデーに本日4月14日はオレンジデーと世の中は浮ついて、祭り気分だが人生の裏側を懸命に生きている人の生きざまは人に感動を与え共感できるものがある。

 

 それにしてもウクライナの虐殺の連鎖は一向に止む気配がない。昨日も2万人以上が殺された・・・。何と酷いことを・・。