Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

チャック女子

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   声高に組織や企業が多様性を求めて新たな視点で「女性活躍推進」などと言い出したら、これは要注意、もしかしたら流行に乗った単なるアリバイづくりかもしれない。だいたいこうした企業は本気で女性活躍などを考えていない。見た目は女子を登用しているかのように見せているが、実はこれ「チャック女子」の増やす原因ともなっている。   さて、ここで出て来た「チャック女子」。これは女性活躍推進プログラムの専門家、プロノバCEO岡島悦子氏(掲載顔写真)による造語といわれている。

 

「外見は女子の着ぐるみを着ているが、背中のチャックを下ろすと中身はおじさん、というオス化女子のことを指す。女性が視点も思考パターンもおじさんと同一化してしまう現象のこと」(「Woman type」014.2.20)。

 

   を指すらしい。 つまり、着ぐるみは女性だけど、中身はおじさん。思考も視点もおじさん化しているとすると、多様性なぞ遠いお話。結局、単一的で硬直化したおじさんの価値観だけが女性にも蔓延してしまい組織や企業風土は何も変わらない。

 

    氏によると女性社員が罹りやすい病気は10ほどあるそうだ。以下に列挙するがご興味のある方はネット検索してみてチョ!どうやら、どの女性も入社した20代からに次々に罹患することがあるそうだ。この中でも極めつけが、「チャック女子」病。

 

   ●アクセサリー勝負病、●嫌われたくない病、●体力過信病、●過小評価病、●出世嫌悪病、●キャリア迷子病、●白馬の王子待ち過ぎ病、●努力安心病、●燃え尽き逃避病、そして最後がこの●「チャック女子」病。

 

 女性活躍・参画時代とか、ダイバーシテイとか、ジェンダーとか、女性の視点で、女性の手による、女性のための政策に取り組み、具体的には「子育て」「待機児童」「介護」・・・とかナンチャラ、カンチャラとか先の総選挙でも女性立候補者が叫んでいた。でもフタを開けば中身はオヤジ女子、結局政策が何一つ具現化しないまま威勢がいいだけだ。チャック女子病の「緑のたぬき」といい「愛知七区」といい目を覆いたくなる惨状。

 

(今日のおまけ)

 LGBT(性的マイノリテイ)、つまり,レズ、ゲイ、バイセクシュアルにトランジェスターらの方々を総称するらしい。遺伝子染色体は、XXで女性、XYで男性となるが、これ以外の染色体(仮にZとする)が結合するとXZ、YZや場合によってはXXZやXYZが発現するらしい。国内外でも結構な数の人が実際にそれに該当しているらしい。今、世界的に見ても男女別トイレの見直しも先進各国で真剣に議論されている。

 

 その昔、早朝のJR高尾駅で女装した男性が隙をみて女性トイレで入っていくのを見た。この事象、あながち「変態コスプレだな!」では済まされない。深刻な社会問題にまで発展しているかもしれない。そうこうしているうちに、「チャック男子」が現れたりなんかして・・・。