koushuyaの徒然日記

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

コンビニと夏祭り

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 いつもの時間の、いつもの時間に、近くのコンビニに行くと必ずと言っていいほど、老婆がレジ前に手押し車に腰かけて陣取っている。それも後ろに並んでいる客をよそに。店員と何かしら、世間話をしている。当方、その横からそっと商品を店員に渡し清算を済ませる。

 

 店員は、嫌がる様子もなくその老婆を叱りもしないし、注意もしない。延々と続く話に相槌を打っている。そんな光景に嫌気が差して、待ちきれず店を出て行ってしまう客もいる。汚いと言っては語弊があるかもしれないが、身なりがしっかりしているとは言い難く袖口の糸は解けているわ、着ている割烹着も年期もので薄汚れている。

 

 ただ、不用心にも割烹着のポケットには、膨らんだ釜口が無造作に入っていてお金がない様子ではない。昨日、その老婆が手押し車を押しながら早々にスーパーから出てきた。どうやら店員が仕事の邪魔になるからとでもいわれて追い払われたのだろう。そこで、文句をいわれないこのコンビニでちょっとした食料品を買い込み、店員としばし談笑するのが唯一の楽しみな様子だ。

 

 家に帰れば、独り住まいなのか?それとも息子夫婦と同居なのかは判らない。でも、家に帰らずコンビニのレジ前でひと時、時を過ごすことが楽しみなのかもしれない。買い物難民が増加していることも社会問題化している。仕事だ! 学校だ!子育てだ!売り上げだ!といいながら年を越えて寄り添いながら、ゆとりをもって老人と語り合える場面も、人々もいないのが現実。いつの間にか、高齢者だけが社会の闇に流されていく。

 

(今日のおまけ)

 8月も終わり。最後の土曜日近くの自治会で夏祭りのイベントがあった。午前中から子供みこしやらビアパーテイやらフリマやらで、騒がしい。でも子供声がしない地域は限界集落。 

 

 この町内会の特徴は若夫婦の世帯や家庭が多く、子供も小さく成長過程の地域だ。したがって、神輿の音頭や掛け声も、どことなく素人っぽくリズム感もや祭りの運びも悪い。

 

  その向こうの自治会は7月末に夏祭りを終えた。ここは、老若男女に限らず古参が多く、世話人やお年寄りが多い。彼らには長年積み重ねた経験や知識があって、祭りの段取りから神輿の担ぎも掛け声、手仕舞いまで手際がいい。毎年思うのだが対照的な夏祭りの風景だ。

 

 この若い町内会、祭りの最後に住民によるビンゴゲームを毎年企画している。景品を毎年増やすものだからこの行事の参加率は極めて高く賑々しい。そんな住民に向かって役員がハンドマイクを使って案内する。事前に近隣のマンション住民には「お祭りのためお騒がせします」とのお断りを事前にしているようだが、それでいても、今年もマンション住民から「祭りの音が五月蠅い、迷惑だ!!」との苦情が相次いで寄せられたそうだ。折角の年に一度の祭りもこれでは台無しだ。

 

 前出のコンビニといい、この夏祭りのいい社会的矛盾を感じずにはいられない都会ムラの一コマだ