Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

長嶋が危ない

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    長嶋茂雄82歳。脳梗塞で倒れてから14年、今度は最悪の病魔が長嶋を襲った。ニューヨークを本拠地にしている松井秀樹さえ夏の甲子園第一試合の始球式以来渡米していないのが事の重大さを物語る。それに毎度お馴染みの高校野球のレポーターの長女長嶋三奈が野球そっちのけで、つききりで看病しているともいう。

 

   2020年の東京オリンピックの聖火最終走者として、点火式に出場予定だったがこのままでは2年は持たないだろう。一説には、胆嚢内に胆汁が石化した胆石が出来て黄疸の症状も見られることから大事を取って慶応病院の特別室で治療に専念しているという。

 

   だが事の真相は違うようだ。胆のう炎から腎機能や肝機能も低下して感染症にも罹っているという。一時は危篤状態にまで陥ったようで、そのことを読売グループはひたすら隠しに隠している。ナベツネも倒れ、長嶋も倒れるとなると、読売ジャイアンツの優勝など夢のまた夢だ。

 

   倒れてから1カ月以上の長期戦となると、患者は寝たきり状態。そうなると内臓は弱り、用足しも自分で出来なくなるし食事を摂ることもままならない。高齢者の感染症の治療は厄介で、抗生物質も効かないとなると、あと1カ月は持たないだろう。それに心配なのが誤嚥性肺炎だ。お年寄りの多くがこの肺炎で亡くなっている。

 

   ちびまるこちゃんの生みの親、さくらももこ乳がんで53歳の若さで逝ったと思いきや今年は星野仙一といい衣笠祥雄といい野球人の不幸が絶えない。今や、長嶋茂雄が何とか持ち直し氏の復活を願うのは野球ファンばかりではない。

 

(今日のおまけ)
    昨日、夫婦共々大学病院に出向き、検査結果を主治医からお聞きしました。なぜ家内を毎々連れて行ったかと申しますと、以前にも書きましたが、主治医の診断に患者が舞い上がってしまい冷静な受け答えができないからでありまスル。まあ、保護者というか付添人デスワ。

  

   診断の結果は、まず、主治医が3人目の変更となった。一見東南アジア系とおぼしきDr.チャンことDr.Kからのご説明。病巣が顔面の深葉部にあるだけに頬骨に抑え込まれて腫脹は見られず、前回と大きな変化は見られないとの由。夫婦共々医師からかくも丁寧なご説明を受けた。テキパキとした応答に、まんざら主治医が代わるのも悪くないと思った。院内でセカンド・オピニオンを取るようなものだ。

 

 健康診断でSCC抗原の腫瘍マーカーが基準値以上に急激に上がったことに対しての回答も「胃カメラを呑むのが最適」と、冷静なご指導。

 

   さて外科処置だが、入院から手術、退院まではおよそ1週間から10日、ドレインチューブが抜ければ退院だという。「どのような状態にならえば手術をするのか」とのご質問にも、「悪性腫瘍ではないために、貴方が手術をやりたいと思えば、いつでも準備は出来ているので、貴方の決断次第」と・・・、「体力のある若いうちに手術をやっておきたい」との申し出に「決断がついたらいつでもできます」との親切なるご回答。

 

 帰り間際、待合室でヒョウタンの下半分をつけたようなこぶとり爺さんのような患者を見かけた。ここまでなってもまだこの患者さんは、手術をしないんだとも思った。

 

 手術決行の決断までにしばらくの時間が与えられたが、しばし悩む思案橋ブルースの時間は続く。女房の容態も考えれば、今のうちにやっておいた方が良いかとも思う。時間はあるようでない。