Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

双極性障害

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  行きつけのチェーン店の焼き鳥屋の店長は、タバコは吸うが飲酒は一切やらない。バイク好きで保育士になることを夢見る変わり種の人物だ。髪の毛は茶髪で耳にはいくつものピアスがついている。

 

 人当たりや客あしらいは上手で饒舌なのだが、突然、寡黙になって客の話を聞かなくなる。よくよく事情を聴いてみると、マライア・キャリーが罹患、入院治療中の精神疾患の一つ「双極性障害」だと告白された。店が引けて家に帰ってもテレビも視ず、独り悶々と夜を過ごすそうだが、突然、死にたくなることがあるという。

 

 話を進めると口癖のように「どうせ俺なんか!」がでてくる。病気だということは自覚しているようだ。そういう時は向精神薬の「デパス」を服用するという。この間、その店長から「徳さん、おれが突然出勤しなくなったら、死んだと思ってください」と言われた。「ご冗談でしょ!」と言葉を返したが、顔つきは真剣そのもの。

 

 風体は派手だが、心は繊細そのもの。引きこもりも含めてそんな若者が全国では4人に1人が罹患し、経済的損失も8兆円を超えるとも言われている。

 

 こうした方々に「頑張れ!」の言葉がけは禁物。また店に行ったとき店長が笑顔で歓待してくれることを願わずにはいられない。

 

   ※双極性障害気分障害の両極にあたる抑うつ状態と躁状態を含むためこの名前がつけられている。双極性障害の発生率に男女差はなく双極性障害は、通常10代から30代までに発症し遺伝を原因とする指摘もある。

 

(今日のおまけ)

 今年も余すところ今日を含めて258日。時の経つのは早い今年に入って約100日が経った。リタイヤしてから一日一日に目標を立てて過ごそうと思ってはみたものの、現実はダラダラと無為に一日が通り過ぎていく。

 

    こうも改心やリセットを繰り返していると、いつの間にかこれが日課になっていくから不思議だ。禁酒や禁煙と同じで明日からこそはと思ってみてもすぐに挫折することに似ている。

 

    受験勉強と同じで、今日はここまでにして明日から頑張ろうと思うのと同じだ。昔、信州大学に進学した従妹に言われたことがある。「なあ!徳よ、明日から明日からはと言ってるうちは、受験戦争には勝てない。四当五落だ!受験戦争に勝つ奴は、明日からとは言わず今、この時からやる」。

 

 今考えてみれば50年以上も前に「いつやるか?」「今でしょ!」を教えられていた。

 

  ※四当五落:一日4時間の睡眠しかとらず勉強する者は合格するが、5時間以上も寝る奴は不合格となることを指した言葉。