koushuyaの徒然日記

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

違いが判る男

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 1967年、ネスカフェが「ゴールド・ブレンド(GB)」というインスタント・コーヒーを売り出した。上品で、あらゆる方面で違いが判る一流人だけが、この「GB」の味の違いが判るといったCFのコンセプトだ。したがって、遠藤周作阿川弘之宮本亜門など著名人がキャステイングされた。

 

 当時、耳目を集めていた宮本は、格好のキャラで、当時「こういう人間が、違いが判る男なんだ」と妙に感心しCMを見ていた。でも、この世には違いが判らない男もいる。「どうにも、こうにも訳の分からない男」だ。そういう男は、とかく機微が判らず相手の感情や心情が理解できないばかりか逆なでをする。 つまり、箸にも棒にもかからない全くお話にならない人を指す。

 

 その当方も全く違いが判らなくなってしまった。味覚障害が進んだのだ。味覚障害にもいろいろあって、味盲、味覚消失や異味症がそれだ。当方の場合は後者の症状。明らかに甘いものが苦いと感じる。神経由来だと判っていても、毎日、せっ、せっと「DHCの亜鉛」を服用しているが一向に症状は改善しない。

 

   サッカーのラモス・ルイは脳梗塞の後遺症で、味覚を失った時に「ビールが不味くて吐いた」とか「コーラの味は洗剤そのものだ」と表している。これまでの人生、辛酸を舐めさせられてきたが、ここにきて醉も甘いもが判らなくなると、この先、五感にも影響が出て、「全く違いの判らない男」に成り下がるだろう。これを 一般に「味の素ジェネラルフーズ(AGF)」のコーヒー男と称す。

 

 人によっては、この徳兵衛を「焦って(A)、ガッカリ(G)のフー(F)さん」とも呼ぶ。

 

(今日のおまけ)

  これにもう一つ、困ったことがある。「黒木憲」だ。かの昭和の名作「霧にむせぶ夜」だ。これを知っている御仁は「昭和の生き字引」と呼んでもいい。この「むせぶ」という字を漢字では「咽ぶ」と書く。

 

    つまり、「咽」は、喉を詰まらせて泣く「嗚咽」とか、頸部位を指す「咽喉」に使う。実は当方、呑みこみも悪いのである。学生時代も社会人になってもリタイア後も呑み込みの悪さでは定評があった。このままの状態が続けば事態は深刻だ。つまり、喉を詰まらせる「誤嚥」から「肺炎を併発」する可能性が出てきた。これは食べ物に限らず、就寝中に唾液が肺に入っても発症する。徳兵衛に限らず高齢者は特に注意が必要だ。

 

   だったら「食わないで、呑まなければ、味覚障害も誤嚥にもなるまい。」「旦那!そんな殺生な!!」