Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

愛していると云ってくれ!

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   1995年TBSの金ドラ、常盤貴子(現48歳)と豊川悦治(現52歳)が共演。常盤はデビュー当時アサヒ飲料バヤリースキャンペーンガールでミニコンサート、初々しい美声とダンスを工場内の特設舞台で披露。子連れ観劇したことを憶えている。

 

    手話、井の頭恩賜公園、絵描、脚本:北川悦吏子にミュージックはドリカムの「LOVE LOVE LOVE」、(台)本で決まるわ!中園ミホも結構いいシナリオを書く。

 

   TV特別ドラマ、「仁」、「テセウスの舟」ときて、先週日曜は家内お薦めで20年ほど前のラブストリーをぶっ続け3時間見通した。役名は水野紘子と榊晃児、ハンデイがある人間ほど感情は繊細で、人の機微が良く解るようだ。でもハンデイを負っている筈の徳兵衛は、そんなことをよそに一向に人の好意、敵意、親切心や愛情を感じることが出来ない。

 

 このドラマ背丈の違いや健常者と障害者のコントラストにヒントがある。これは第1話の冒頭のシーンで紘子が都会でリンゴの実を見つけて、その林檎をもぎ取ろうとするが手が届かない。そこに、絵描きの晃児が現れてすっと手を伸ばしリンゴ捥いで彼女に渡す。

 

 家内に言わせれば、そのことと最終回が妙なつながり方をするという。彼女らの脇を固めるのは余貴美子矢田亜希子橋爪功赤座美代子吉行和子いまとなって思えば豪華キャストだらけだ。

 

 このお話、後で知ったのだが、洋画家菅沼光児をもモチーフにした実話らしい。
どうりで、平均視聴率は21.3%、最高視聴率28.1%と衆目を集めたのはそのリアリティーのせいかも知れない。

 

 とりわけ、二人でデートを重ねた井の頭恩賜公園(この池のボートにカップルで乗ると「別れる」との都市伝説あり)、京王線井の頭線の明大前に井の頭公園駅、サンロードに近鉄百貨店に伊勢丹、そして極めつけは「いせや」の焼き鳥だ。ここの一階と二階には足繁く通いなっ百羽以上の鶏を喰いますぃ~た。

 

 最後に行きつけはいつも通りのジャズ喫茶「サムタイム」にJR吉祥寺駅ビルのロンロン。ここには当方の青春と思い出がぎっしりと詰まっている。だからこそ、このドラマ、今日も見逃すわけにはいかない。