Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

かわいい子には旅させよ

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   ことわりのごとく、最近事件になったハトへのエサやりにはじまり、野良猫、水鳥や猿にまでエサやりが横行している。その結果、何が起きたかというと渡り鳥が「渡り」をしなくなった。人間の世界では「渡って」は、そこら会社から退職金や慰労金を頂戴する「渡り/取り」もいるというのに。

 

 このエサやり、動物本来が持っている捕食本能を奪うことになっている。人間でさえ、ホームレスの方々は、朝な夕なに残飯を漁って命をつないでいる。

 ただ、最近は、ほとんど手付かずのお弁当や食べ残しもあって、巷間、こうした方々にも糖尿病や高血圧症などの成人病が増加しているといった皮肉な結果を招いている。

 

 エサやりの結果、日光では、観光客や土産店を狙って猿が菓子や土産品を強奪するケースに至っている。北海道では、キタキツネが観光キツネとなってドライバーに餌をねだったり、クマがキャンプ場を襲う事故が相次いでいる。

 

 野生動物が移動しながらエサを探す行動が減ることから、その場に定住してしまう。当然にして生態系は乱れ、渡り鳥のフンなどによって増殖していたプランクトンや藻が減少し魚の数も種類も少なくなってきている。

 

 ご本人の癒しのためのエサやりも結構なのだが、野生の猿然り、エサやりを止めた途端に狂暴化し時に人間をも襲う。引きこもりの高齢化が進み40歳代や50歳代の引きこもりも珍しくなくなった。引きこもりの原因は様々だが、親の年金をあてにして、いつまでも子供にエサをやり続けていると、エサやりが止まった途端に狂暴化するのは人間も同じだ。早めに、自ら捕食することを覚えさせることが、自立への一歩となろう。

 

(今日のおまけ)

 小学校のころ物置の屋根に鳩舎を作って、伝書鳩を何十羽も飼っていた。血統書付の競争用鳩ともなると、子供の小遣いを何年貯めても手は届かなかった。こうしたハトは土鳩と違い朝夕にエサをやった後、訓練に出す。

 

 この競争用鳩が、一度たりとも地面に降りてエサを噤むことを覚えると競争能力が格段に落ちてしまう。そのうえ、鳩舎近くの電柱で羽根を休めることを覚えてしまえば、何百キロにも及ぶ飛翔は困難になる。だから、ハトが電柱に止まらぬよう、バットを持ちながらそこらあたりの電柱を叩きまわった。

 

 そして、ハトは繁殖能力が高いため、むやみに産卵させない。もし、産卵しようものなら間引きして、1、2個残し偽卵を抱かせる。

 

 間引きされなかった徳兵衛ハトはどうにか、こうにか今日も生き延びている。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

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 低学歴→派遣職→低所得→貧困→未婚(少子化)といった社会現象に似た負のスパイラルが始まった。ご案内のとおり、マダニ→ネッタイシマカヒアリ→マダニの媒介による病原菌の連鎖もそうだ。深刻な事態になったのは、先日、野良猫に噛まれてSFTSで死亡した女性だ。これがマダニ感染による哺乳類から人への世界初の症例となった。こうした連鎖が続くと、いよいよヒト・ヒト感染も近い。

 

    ウイルスを保有するのが虫だけに無視(ムシ)できない話だ。エイズエボラ出血熱もそうだが、自然の中で、そっと宿っていた病原菌に人の手が入りイジル。その途端に、ウイルスや細菌が猛威を振るい感染が拡大する。侵してはならない領域に踏み込むと人類は、たちまち滅亡するかもしれない。ダステイン・ホフマン主演の映画「アウト・ブレイク」(1995年公開)をご覧になればそのことがよく解る。

 

 愛玩動物として猫や犬を飼っている人も多い。また、小鳥や爬虫類をペットとして飼育してる方も多い。例えば、独居と老人や子供のいない夫婦などパートナーとして飼われているなど、その背景にはさまざまな理由があるのだろう。でも、所詮、これらの畜生どもと人間の生活は相いれない。一緒にお風呂に入ったり、寝たり、口移しで食事を与えるなど危険極まりない行為だ。

 

 その昔、マタギの御大に聞いた話。ハクビシン、イノシシ、タヌキやキツネは、ヒゼンダニの寄生による「カイセン」や「乾癬」を病媒する。臭いのもさることながら人によっては、毛が抜け落ち、皮膚が象皮化し、時には出血するともいう。当然にして、このダニはペットの犬や猫にも感染するわけで、だからこそ、「可愛い、可愛い」だけの濃密な触れ合いは禁物だ。こうしたノミやダニが、一旦、家の中に入ったら大変ことになる。

 

 もしかして、お宅の屋根裏にハクビシンが巣をつくっているかもしれませんぞ!ほら、あなたの隣にも鼻筋が白い「白美人」が出たあ〜!!

 

(今日のおまけ)

 アスカ・ガ・アカス・リコンコウヒョウ(飛鳥が明かす離婚公表)。万引き(石原)真理子を経て青田典子と一緒になった玉置浩二もそうだが、デビュー当時から苦楽を共にした一般人の愛妻と、いともたやすく縁を切る。離婚の理由は、DV、不倫、薬物中毒、病気や介護といった処が相場だが、戦友ともいうべき奥方。いまの自分があるのはその人が居ればこそとは思わないのだろうか。

 

 到底、夫側からは離婚話は切り出せない。結婚は新婦から報告されることが多いが、反面、離婚に限っては、圧倒的に元夫からの公表が多い。これも男の究極のエゴなのか?

 

 35年間連れ添った夫婦の離婚率は、1980年で0.3%。直近2016年では3.4%に跳ね上がっている。なんと30年強の期間で10倍以上。確実に熟年離婚感染は拡大している。

違いが判る男

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 1967年、ネスカフェが「ゴールド・ブレンド(GB)」というインスタント・コーヒーを売り出した。上品で、あらゆる方面で違いが判る一流人だけが、この「GB」の味の違いが判るといったCFのコンセプトだ。したがって、遠藤周作阿川弘之宮本亜門など著名人がキャステイングされた。

 

 当時、耳目を集めていた宮本は、格好のキャラで、当時「こういう人間が、違いが判る男なんだ」と妙に感心しCMを見ていた。でも、この世には違いが判らない男もいる。「どうにも、こうにも訳の分からない男」だ。そういう男は、とかく機微が判らず相手の感情や心情が理解できないばかりか逆なでをする。 つまり、箸にも棒にもかからない全くお話にならない人を指す。

 

 その当方も全く違いが判らなくなってしまった。味覚障害が進んだのだ。味覚障害にもいろいろあって、味盲、味覚消失や異味症がそれだ。当方の場合は後者の症状。明らかに甘いものが苦いと感じる。神経由来だと判っていても、毎日、せっ、せっと「DHCの亜鉛」を服用しているが一向に症状は改善しない。

 

   サッカーのラモス・ルイは脳梗塞の後遺症で、味覚を失った時に「ビールが不味くて吐いた」とか「コーラの味は洗剤そのものだ」と表している。これまでの人生、辛酸を舐めさせられてきたが、ここにきて醉も甘いもが判らなくなると、この先、五感にも影響が出て、「全く違いの判らない男」に成り下がるだろう。これを 一般に「味の素ジェネラルフーズ(AGF)」のコーヒー男と称す。

 

 人によっては、この徳兵衛を「焦って(A)、ガッカリ(G)のフー(F)さん」とも呼ぶ。

 

(今日のおまけ)

  これにもう一つ、困ったことがある。「黒木憲」だ。かの昭和の名作「霧にむせぶ夜」だ。これを知っている御仁は「昭和の生き字引」と呼んでもいい。この「むせぶ」という字を漢字では「咽ぶ」と書く。

 

    つまり、「咽」は、喉を詰まらせて泣く「嗚咽」とか、頸部位を指す「咽喉」に使う。実は当方、呑みこみも悪いのである。学生時代も社会人になってもリタイア後も呑み込みの悪さでは定評があった。このままの状態が続けば事態は深刻だ。つまり、喉を詰まらせる「誤嚥」から「肺炎を併発」する可能性が出てきた。これは食べ物に限らず、就寝中に唾液が肺に入っても発症する。徳兵衛に限らず高齢者は特に注意が必要だ。

 

   だったら「食わないで、呑まなければ、味覚障害も誤嚥にもなるまい。」「旦那!そんな殺生な!!」

 

忘れ難く

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 「新郎新婦のご入場です。盛大な拍手をもってお迎えください」同級生のやまちゃんがわざわざ埼玉からやって来てくれて、当方の結婚披露宴の司会進行を務めてくれた。結婚披露宴を終えてた当日、新郎・新婦の友人知人らと一緒に「特急あずさ」で全員で新宿に向かい、日付が替わる夜更け過ぎまで呑んだ。翌日は新婚旅行だというのに。。。。。。

 その披露宴のBGMで流したのがラブアンリミテッドオーケストラ(バリー・ホワイト)の「愛のテーマ」。

    青春時代はデイブ・ブルーベック・カルテットの「テイク・ファイブ」を聴いていた。

 

 若かりし頃、あるお方をお好きになった。そのときに、よく口ずさみ歌詞まで覚えたのが、ニルソンの「ウイズアウト・ユウ」行きつけのスナックでチイママに良くリクエストした曲が、シャカタク「インビテーション」と。こうした曲を聴くと当時の思い出が鮮明に蘇ってくる。

 

 武井咲主演の「黒革の手帳」が木9で始まった。原作は、かの松本清張、原作でも日経朝刊の連載でも読んだ。単行本は妙に想像力が掻き立てられ、これが連載小説になると、ワクワク感とドキドキ感が日増しに高揚した。今回のTVドラマでは、脚本、シナリオとも現代風にアレンジしてあるが、要所、要所に原作が見て取れる。米倉涼子の時も良かったが、真矢ミキが主演でもイケルも武井を囲む脇役のキャステイングはTVとしては圧巻。「ドクターX」といい好調なテレ朝。さて、ガッキ―の月9「コード・ブルー」で巻き返しなるか?不振のフジTV。

 

 そうそう、時をおいて日経新聞朝刊の連載小説「愛の流刑地」(原作:渡辺淳一)」も久方振りのヒットだった。社の役員から社員まで、毎日その日の話題で盛り上がった「こんなのアリカ?」「これでイイノカよ!」「君はどう思う?」「明日はドウナルノカネエ?」。こんな一体感はそれまで社内で醸成されたことはなく、たった一篇の小説が社員の士気を揚げ、業績も好調に推移しみんなハッピーだった。そんな小説家も今では少なくなり、景気は一向に上向かない。

 

(今日のおまけ)

 最近は、ワクワク感とドキドキ感なるものが少なくなり、寝汗はかくが汗顔に至る場面にもあまり遭遇しなくなった。

 

 でも、ここ2、3年、心の臓がけは、勝手にドキドキしている。一昨年は、洞性徐脈(いわゆるスポーツ心臓)で、心胸比が大きく、脈も一般の人に比べ40回/分以下。昨年は期外収縮(一種の不整脈)で、本来の周期を外れて、心臓が早く収縮しているらしい。

 さて今年は、なんと診断されるのか?すこしドキドキしてきた。病名蘭がだんだん狭くなり、そのうち書きき切れなくなるんじゃあね〜の!!。徳兵衛、今では「病の萬屋?」。

「山の日」を前に

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 このころになると、東武線浅草駅発23:55「尾瀬夜行」で会津高原駅まで行き、バスに乗換え、途中の尾瀬御池(午前4時)登山口から燧ヶ岳〜竜宮小屋〜至仏山〜鳩待峠のコースで、よく尾瀬に出掛けた。

 

    新宿から深夜特急ムーンライト信州」も格別な味わいでで、グリーン車仕立てで白馬駅(午前4時)まで連れていってくれる。猿倉〜大雪渓〜白馬山荘〜白馬岳〜乗鞍〜栂池のコースにも良く出かけた。途中の甲府駅は深夜の1時過ぎに停車。ここでも南アルプス登山組が広河原に向けて夜明けまで待機。当駅もいつも深夜登山客で賑わっていた。

 

 でも、前にも書いたが、想定できないことを想定して、食料や道具を揃えるものだから、ザックの重さは小屋泊まり⒉日でも最低15㌔前後になる。これを朝の4時ごろから背負って1日約10時間の山行。体力に自信がなければ無理だが、慣れれば楽しく歩ける。

 

 それに、重要なのが山岳保険。山中での事故やケガを想定した保険だ。毎年この時期になると「jRO(山岳遭難対策制度)」の会員証が送られてくる。今年はやけに立派な会員証だ。それにガイドブックや「山の知識検定」の案内も同封されていた。

 

 山は諸般の事情で、一旦お休みをしているが、この保険だけは登り始めた頃から、延々と掛け金を払い続けている。もったいない気分もする。でも、何となく会員証が登山資格証や登山許可証に見えて、毎年、大切に保管している。

 

 この「jRO」のHPには山とアウトドアファッション愛する女子向け「山ガール」コナーや「トレイル・ラン」コーナーもある。いろいろな山の楽しみがあるが、山に楽しませてもらているといった、自然に対する畏敬の念と謙虚な心が必要だ。

 

 それに最も大切なのは、こうした保険に頼るのではなく、豊富な経験と技術力がモノを言う。持久力に『自救力』がついてこそ、登山がもつ本来の魅力が判るというものだ。

 

(今日のおまけ)

 その時、時、その時代、忘れ得ぬ時代に思い出や、メロディーが浮かぶ。また、景気が良い時なぞは、当時、日経朝刊の連載小説がよく読まれた。出社前のサラリーマンが新聞配達の新聞投函が待ち切れず、随分と早起きをした会社員や役員が多かった。

 

 個人的には、狩人の「あずさ2号」、ばんばひろふみの「サチコ」や村下 孝蔵 初恋 - Bing video、「踊り子」に特別の想いがあるが、そのほかにも音楽、映画などに多くの思い出が残っている。その続きは、明日の心だ!!