先週末にかけて名古屋・京都・通天閣還暦の大阪にお遊びで出かけ、551の豚まんと堂島ロールを土産に買いこむ。土曜日には地元病院の専門外来の予約受診。そして日曜日はマラソンレース応援と休む暇なく走り回った。移動距離は4日で千キロ以上に近いだろう。今まで自分自身、体が動くランナーが主役と思っていたが、今回、それは見事に外れた。応援も結構楽しく「いい笑顔だ!」、「どんどん突っ込め!」、「今から始まりだ!!」や「美人ランナーだ!」などと、選手の苦しみをよそに、関門制限近くの収容車前で勝て気ままに応援する。
出走を知っていた知り合いのランナー「和美ちゃん」や「やまちゃん」に会うと2キロほど、写真を撮りながら、ウキウキで一緒に走った。再び関門地点に戻ると、また違う知り合いに会って一緒に走った。初めての奇妙な体感だ。主客転倒だが、走れなくなった今、脇役の大切さも、面白しろさも知った。疲れれば歩いてもいい。辛かったら我慢もしない方がいい。人生楽しめるうちが華だ。
関門制限時間に余裕のあるランナーは、声を掛けると反応してくれ、笑顔を返してくれたり、手を挙げて応えてくれるのも応援側としても楽しい。でも。「頑張れよ!!」とは、絶対に言わない。前にも言ったが「頑張れ!!」は、他人事の象徴。
関門制限時間を過ぎて、ロープを張られ、歩いてくる選手たちを次々と収容するバス。さすがに、掛ける言葉もなく「よくここまで来たね。貴方は凄い。」と心の中で呟いた。
デクさん「いいことも、悪いことも、そう長くは続きませんよ。」、「人生には関門制限はありませんからね。」
(今日のおまけ)
意外な方が徳兵衛のブログを閲覧していることを、N本さんから聴いた。「甲州屋徳兵衛さんですよね?」と直接声を掛けられ、「とうとう見つけましたよ!」の一言で読者の広がりに嬉しくも怯えた。しかも「この数日、休んでますよね!」とも言われ、早速、アップ。ネタはあるのだがすそ野の広がりに妙な興奮を覚えた。まだまだ休ませてくれませんのう?