Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

「魚は頭から腐る」

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 市井のニュースに以下の報道があった。何をやってるだかねえ・・ダメじゃんけえ。そのほか東京の18歳のJKはゆるキャンに登場した早川町の聖地新倉の物置に死体遺棄されるとは・・で生ごみの廃棄物処分場でもあるまいし・・それも東の歌舞伎町と云われる錦糸町での県警察官のトラブル。と、夏も終わりだというのに、9月に入って何かと地元山梨が取り沙汰されている。

 

 東京パラリンピックの警備のため、山梨県警から東京に派遣されていた「特別派遣部隊」の複数の男性隊員が内規に反して宿舎で飲酒し、深夜に外出して市民と口論になるトラブルを起こしていたことが30日、警察関係者への取材で分かった。一般人にけがはなかった。これを受け、同県警から派遣された約40人全員が警備から外れ、帰任させられた。

 

 トラブルを起こした隊員らは都内の宿舎で寝泊まりしていた。宿舎は飲酒厳禁だが、隊員らは酒を持ち込み、飲んだ後に外出。一部は29日未明、JR錦糸町駅(東京都墨田区)付近で市民といさかいになり、目撃者が110番通報した。

 

 飲酒後に宿舎に残った隊員や、外出後に性風俗店を利用した隊員もいたという。警視庁は取材に「山梨県警で事実を調査中」、山梨県警は「調査中でコメントできない」としている。

  特別派遣部隊は東京五輪パラリンピックの警備のために全国から集められた警察官で、規模は両大会で計約1万1600人。警視庁の警察官と協力し、都内の競技場周辺などで警備にあたっているほか、交通整理の業務に就いている。

 

 さて、「魚は頭から腐る」の由来は、魚は頭から腐るとは、組織は上層部から腐っていくという意味だ。魚は、鮮度が落ちると目が濁ったりする。魚の鮮度を見極める際に目をみても判断することができる。このことからも、組織が腐るときは上層部からということを魚にたとえて「魚は頭から腐る」という言葉ができたのだ。

 

 つまり、命を下す幹部や上層部も上層部だが、その部下も部下なのだ。それが企業体質や組織風土に反映される。地元山梨の衆が「甲州のヤマザル」とか「山梨のおんたんチン」と皮肉られるのも無理からぬ話だ。

 

 これまた組織や企業に限らず、警察に限らず公共団体も国も、政治家も議員も役員も上司・上官も部下も配下も一族郎党、一つの綻びがその組織が腐っていることを表す。そうならないように、上に立つものは現場の意見に耳を傾けることがを聞くことが極めて大事になる。・・・これって、云わずもがな・・。

 

 魚ヘンに弱いと書いて「鰯(イワシ)」、ニンベンに弱いと書いて「亻弱(徳兵衛)」と読む。その心は、どちらも「腐り易い」。

 

 

「コロナ禍の社会を考える」(その5)

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 以前掲載の続き。天皇陛下をお迎えしての、先の東京五輪開会宣言を前に不敬な政治家(ガスーにお池)や政争や政局しか考えない輩が多いなか何をか言わんヤダ。よ~し決めたぞ!ぼつぼつこのシリーズも最後にしようよ思いきや・・・。八月も晦日だというのに話題が尽きない。 

 

 一方で話題の中身は息切れ夏枯れ状態の陽でり地獄の中、大学病院の昨日の受診初日は何とかクリア。それにしても以前にも益して院内は閑散。受け入れ患者の中にこれまでにない新種ウイルスが発見されたとの報道があったせいか、外来患者が少ないのには驚き桃ノ木、山椒の木。

 

 クドイようだが、PCR検査は毎日やらなければ意味がない。この検査は予防でもなければ治療でもない。感染の有無を調べることによって、その後の治療方針が決まるがどこの病院も今はそれどころではない。グダ、グダの感度の悪い「抗体検査」なぞは気休めにしか過ぎない。だから抗体検査をして陽性反応がでた時はすでに遅かりし内蔵助。

 

 さらにPCR検査も万能ではなく、各国の陰陽性判定はCTなる基準値があってこれが各国によってバラバラなのだ。つまり、帰国者や外国人がいくら向こうで陰性であったところで日本国内で陽性となることもザラだ。だから他国経由で搭乗客が一般乗客に交じって、オリパラ等で入国する際に陽性反応が出たのはそのせいだ。

 

 ここにわが国の水際対策の甘ささがある。つまり、航空機に限らず国際・国内便に交じって搭乗客が全国に散ってウイルスがバラ撒かれるものだから防疫などできる筈もない。要は「ザル!の防疫体制なのだ。

 

 ときに、ワクチンに頼るまでもなく感染予防の基本は「非接触」、つまり、「触るな・触れるな」、「会うな」、「話すな」、「強要するな」だ。たとえ恋人同士や夫婦であっても、「体に触れて」も、「接吻・手を組んで」も、「ご一緒の食事」もしてはならぬのだ。互いに家や部屋から一歩も出ずにLINEを繋ぎっぱなしにして、会話や食事もリモートでするのが、これからの生活形態の基本だ。「ナマ」なぞは絶対いけないのだ。

 

 さて、本題を書く紙幅が少なくなってきたので・・・。今後一番の煽りを受けるのはガテン系の鳶や土建屋のアンチャン達だ。志那を始めとした大東亜共栄圏や米国からの原材料輸入が滞っているため、建設工事の中断・中止が相次いでいる。その上オリパラ特需を見込んでの競技会場づくりや宿泊施設の建設も一段落。メンテにもコストがかかるため、さらに苦境は続く。頼みは住宅需要だが、リーマンや個人事業のお仕事も解雇倒産が相次ぎお先真っ暗。

 

 コロナ禍の影響で世界中が空前絶後の真っ青な不景気状態。だからどの国でも、ケチな窃盗(拝借詐欺、万引き、盗品転売)や硫酸事件のような怨恨犯罪が横行している。要は特殊詐欺もそうだが手っ取り早くカネ(換金)になる事件が多い。

 

 時に犯罪全体では、意外にもチンコロ感染拡大によって、外出自粛傾向が顕著となり刑法犯罪は戦後最小を記録。その一方で、前段でも述べたとおり野菜・果樹・家畜・自転車・バイク・自動車・賽銭泥棒等といった前時代的な犯罪が多発しているとみた。

 

 医療従事者に限らず警官もムショ暮らし罪人も、学生も児童も園児も主婦も爺さんも婆さんも無差別に襲ってくる感染拡大。先が見えないだけに目先に動く行動が際立つ、そのうえ治安も国防もザルだから、この先とんでもない大事件が起きそうだ。

 

 今日は、なかなかオチが見つからないままの尻切れの安木節状態に・・・今日はここでオワリ名古屋。

よわり八月、盆の月

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 医療従事者がワクチン接種を優先的受けることは賛成なのだが、その医者が最も心配するのは家族への接種だ。とりわけ我が子への接種については躊躇っているという。

 

 そうした中、家族に医師、看護師、介護士保健婦、栄養士、病院食を作る職員、食材を下すために出入り多い業者、清掃作業員に病院事務職員など医療従事者を持つ児童や生徒らは、一旦その医療機関クラスターが起きようものなら「登校に及ばず」だそうだ。

 

 実際に秋田県由利本荘市内の組合立総合病院でクラスターが発生。市内の公立小中学校では家族に病院勤務する職員該当する生徒のみ、250名を強制的に早退させたことが問題となった。こうした点を考えれば彼ら(従事者の父母やその家族の学童、生徒、兄弟)は日々感染リスクに晒されている。期間限定の当方とは違って、彼らは年中が「とんで火にいる夏の虫」状態なのだ。

 

 話しは冒頭に戻るが、児童、生徒にとって「登校に及ばず」とは、「自宅待機」のこと。「自宅謹慎」、「自宅学習」、「自宅勤務」、「自宅療養」どころか「自宅放置(死)」、こんな状態の中で、新学期に突入すれば一校で毎日数十人、数百人単位で(爆発感染)が発生するアウトブレイクいつ起きても不思議ではない。

 

 なにやら「自宅・・」がマジで今年の流行語大賞になるかもしれない。折しも一昨日、目と鼻の先にある隣町の公(都)立高校と私大付属高校の計三校で同時多発的に大規模なクラスター(集団感染)が発生した。そこらじゅうで火の手が上がり始めた。

 

 身内ばかりではなく、いつ、だれが、どこで感染してもおかしくない。それほど事態は深刻だ。それに、すでに今年の6月には埼玉県(全く関係ない沖縄県でも)で判明していた異物混入のモデルナワクチン。このワクチンを接種した30代男性が接種後3日で2名が亡くなり、厚労省は盛んに因果関係はないとして調査もしようとせずネガテイブな姿勢を崩していない。もし、接種中に亡くなった方が出ても、それでも原因はないと言い張るおつもりなのかのか?

 

 公表が10日も遅れた武田薬品工業がやっと重い腰を上げて調査に乗り出した。折しも都内勤務の息子は二回目の職場内接種でどうやらそのワクチンを打ったらしい。接種翌日から40℃の高熱、頭痛、倦怠感、食欲不振等の副反応の影響で今でも自宅で喘いでいる。

 

 因みにLOT番号は、3004667,3004734,5004956の160万回接種分が取り扱い中止になった。当たらない宝くじより当選確率は高い。本日のタイトル絡みで「よわり八月、盆の月」が「よわり八月、運の尽き」にならなければ良いが。8月も余すところあと1日限り。今日は決死の覚悟で、あさイチで病院に向かう。それにしても先週末のデレ朝「朝まで空々しく」は出演者も含め嘘言、妄言ばかりで少しも響かない。司会の田原も限界か?

イヤはや!よりによって

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 「飛んで火にいる夏の虫」とは・・・。この徳兵衛がまさに、これから「夏の虫」になろうとしている。なな、何と来週からデルタ株蔓延の聖地に単独、しかも丸腰で出かけることに相成り候。

 

 救いは二回のワクチンを接種済みであることがだが、それもブレイクスルーとやらで、感染リスクを完全には払拭できない。

 

 近所のかかりつけ医に聴いた「先生、来週から毎週のようにチャミズの大学病院へ出かけることに。採血、検尿、内視鏡検査、造影CTに間を縫って主治医の受診と諸々続きます。それに近所の総合病院での眼科、神経内科の受診と、ほぼ隔日毎に医療機関に出向くことに・・、先生、これって夏場の怪談話より怖い話ですよね」。

 

 「とりわけ飲んだり触ったりする内視鏡やCT検査。それに待合室や会計窓口では診察や会計待ちの患者で溢れているから、おっかねえ~ですよねっ。どうしたもんでゴザンショウかね?」

 

 当の先生曰く「出と入りが要注意だ。つまり医療機関や医療施設に入る時のアルコール消毒と退所する時の消毒が大切だ。壁、椅子や診察台に触ったらここでも必ず手指の消毒が必要だ。」、「それに行き帰りの電車内では膝を抱えて小さく丸まってうつむいていること、そうすれば体表面積が小さくなって感染リスクが少しでも低減できる。」、「内視鏡・CT寝台は誰が使ったのか分からない不安はあるが、院内基準にそって都度都度消毒して使用しているから問題はないと思う(が)・・・。」、

 

 「それより肝心なのは帰宅したら、必ず全身シャワーを浴び着がえることだ」。なるほど、分かったような分らない話だったが、多少は参考にはなった。でも「・・思う(が)」の「が(But)」が、含みがあってやけに耳に残っている。

 

 追って、案の定、予想した通りに、今日の甲子園の高校野球決勝は智辯の兄弟校同士の対決となった。これには智辯グループの関係者も在校生・同窓会・父兄会も宣伝効果抜群の結果となって大喜びだそうだ。

 

 それにしても、伝統なのかチームカラーなのか両チームとも白地に赤の似たか寄ったかのかのユニホーム。ビジター用のユニホームはないのか?カージナルス智辯高校さん。それにしても、当に当方は白旗なのに参加校のスパイクの色がどのチームも白色なのは申し合わせなのか、それともスポーツメーカーの差しガネなのか。どちらでもよいがこの国家的有事の中でのお祭り騒ぎのパラ五輪も高校野球も、兎に角、早く終わっていただきたい。

ひねくれオヤジの宗教のお時間②「浄土真宗」

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 コロナ禍で若者の重症化や在宅死が多い中、いよいよ自身の終末や葬儀のことも考えざるを得なくなった。時に、浄土真宗の御本尊は「阿弥陀如来」、「阿弥陀仏」を祀るもので、それ以外の仏さまは安置しない。「お位牌に魂が宿り、それを供養していく」という教えもないため、位牌も遺影、写真もリンも置かない。簡素、簡潔が魅力的だ。

 

 しかも、これまで仏壇は「亡くなった家族やご先祖を祀る場所」と思っていたが、仏壇の正面には必ず阿弥陀が安置され、その様子は阿弥陀さまの世界「極楽浄土」を表すとのこと。そして仏壇の向きは浄土は西方極楽浄土だから西向きとなるようだ。

 

 変わったところでは、線香の置き方だ。浄土真宗では線香は立てずに火頭を左に横に寝かせる。細かいようだが、念珠は左手で持ち、合掌する際は、両手の人差し指から小指までを通して手を合わせるなどのしきたりがある。その際、指と指の間を広げたり、念珠を「ジャラジャラ」と鳴らさないとのこと。

 

 一方、法事は、お参りをされる方が亡き人を偲び、仏縁に出会えたことを感謝するためのもの。だから仰々しく行わず法上さんから、亡くなった方の為というよりも仏法に触れるためのご縁と捉え法話を聴く機会とされているようだ。

 

 問題は戒名と法名だ。「戒名」とは戒律を守って生活する人つまり、受戒を受けた人に与えられる名前。「法名」とは仏法に帰依した人に与えられる名前。いわゆる戒律のない浄土真宗においては「戒名」とはいわず、「法名」を用いる。「法」という字は「万人に平等に与えられ、効力を発揮するもの」といった意味があるようだ。

 

 さて、当方がこれからいただくこととなる院号付きの戒名だ。法名では「釋○○」といった形が通常で、これに「○○院」が付くと「○○院釋○○」といった形が院号法名となるみたいだ。これに女性の場合は、釋の後に「尼」の一字が入る。また、浄土真宗では法名の下に、居士・大姉・信士・信女・位・霊位・不退転などはつけないとのこと。

 

 本来、院号法名は宗門に多大な功績があった人に、その功労をたたえて寺院から贈られるもの。だから檀家、檀徒総代に多い。つまり、お寺さんに一定の懇志金を納め宗門護持に協力したという事でお寺さまから贈られるもの。

 

 「地獄の沙汰も金次第」ではないが、寄進、贈与、寄付などを重ねる、俗にいう「カネずる」なのだ。だから、院号法名が長いから特にエライとか、功徳があるということもない。このほか真宗には「不殺生戒」、「他力本願」や「臨終即往生」といった言葉もあるがこれについては機を改めて・・。

 

 何しろこの浄土真宗、亡くなった故人はすぐに極楽浄土へ行くことができ、そのため葬儀、成仏するための授戒や引導の儀式も追善供養の回向(えこう)も行なわくて済むとのこと。さらに他の宗派のような戒律も少ないうえ、決まった宗教儀礼やお盆のような慣習も持たないばかりか、加持祈祷も行なわない。

 

 残された遺族にとっては極めて負担感のない、都合のいい宗派なのだ。一層のこと改宗して何かと多額のお布施や戒名料を求められるお寺から、こちらの方に衣替えでもしようかと思う今日この頃。