Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

べえ~っだ!

 ねたみ ひがみ やっかみ そねみ・・にと、漢字では「妬み、嫉み、僻み、恨み、辛み、憎しみ、嫉妬、嫌みなど」などと書くが、この中で順番をつけるとすれば、どれが一番扱いにくく嫌らしいか、皆さんどう思います?

 

 「ひがみ」とは、ひがむこと。ひねくれた考えや気持ち。

歪んだ考え方や、偏見をもった考えや気持ち。相手を既に悟ったかのような、論破したような、見透かしている体を装い、いつでも知らぬうちに騙されない様に、何事も曲解して受け取ってしまったり、物事をやたらマイナス方向に捉えてしまうこと。どうせ騙すつもりなのだろう、どうせこう考えているのだろうと疑って掛かることをいうらしい。

 

 「そねみ」そねむこと。ねたみ。嫉妬(しっと)。

誰かが、自分には無いものを持っていて、それを悔しいと感じ、憎んでしまう感情。

何故自分には無くて他人にはあるのか、そのどうしようも出来ないジレンマとフラストレーションがストレスになり、現れてしまうことを指すらしい。

 

 「ねたみ」ねたむこと。嫉妬(しっと)、そねみ。

誰かが、自分よりも良いものや優れたものを持っていてそれを羨ましく思い、憎んでしまう感情。

何故自分と同じことがあんなに優れているのか、追いつかない、届かない。その力を羨ましく思う反面、その優れていると評価される理由を理解できずにいるフラストレーションによるストレスが表れをいう。

 

 「つらみ」とは、つらいこと。語源は「つらい」の語幹に「み」をつけて語調を整えたものらしい。

 

 これらの感情、気持ちは自身に向けれれるものではなく、第三者、知人、仲間、上司、友人、場合によっては妻、兄弟や親にも向けられる。冷静に現実が許容できなくなってしまい、場面、場面で「納得がいかない!」とか「理不尽だ!」、「なぜそうなんだ!」などといった言葉や態度に表れる。厄介なことにこれが深化すると「差別」、「偏見」に繋がる。

 

 こうした鬱積した状態が続くと「抑うつ状態」に入り、なにもかもが自分自身に不利に働いていると思い込む、つまり「せん妄」から始まって「劣等感の重畳」、「被害妄想」状態に陥る。これがさらに過ぎると一種の興奮状態(心に負のループ・屈折)が続き、独り言が多くなって、道行く人にまで声を掛けてしまいトラブルの元になることもある。

 

 こんな気持ばかりでいては世間を狭くし楽に往生できない。不幸、事故、ケガ、病気や災難がいかに降り罹ろうとも心を静め、何事も現実を受容することが大切だ。とは言え、この先そうする自信は全くない。

「心、小さきものよ!汝の名に徳あって徳なし」、お主の名は「徳兵衛」ならぬ、ただの「あっかん兵衛(べえ~ッ)だ!!」。