Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

お恥ずかしきかな故郷山梨

 

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  山梨市長の元妻(今年2月に借金の保証人から外すために離婚、離婚後住所:東京都豊島区南池袋)を警視庁捜査2課が逮捕をキッカケに、出るわ、出るわ。現職市長望月清賢の逮捕、元収入役滝澤博道(住職)や大和中学校校長萩原英男の逮捕。まだ、まだ続きがありそうだ。

 

   そっとしときゃ山梨県警ならここまで突っ込めなかったろうに。これ、もともと詐欺事件として片付ける予定だった。ガザ入れの過程で警視庁の捜査二課が動きだした。政治家の汚職や贈収賄事件は、通常隠語で「サンズイ」と称される事案で、警察の権威に係る重大事案。自然と捜査にも熱が入る。

 

    どこの市町村でもありそうな、口利き採用。いわゆる縁故、コネ採用。時には議員や地元有力者を介するケースも多い。今回は、現役市長の望月がポンポンに80万円、滝澤が仲介料で20万円。滝澤と望月は名門県立〇〇高校の先輩と後輩の間柄。贈賄側は、甲州市立大和中学校長の萩原。現役市長と現役校長が逮捕とは前代未聞だ。

 

   手口が荒い。面接試験ならまだしも筆記試験での成績かさ上げの指示を市長自らが行った。でもこれは氷山の一角。芋づるに逮捕者が出てくるだろうし、隣の市町村の職員の中にも戦々恐々としている者も多いに違いない。

 

   皮肉なことに大和中学校の指導方針は、「生きる力の育成、聞くこと、話すことの指導から、伝えあう力の育成」を掲げている。それにしても小さな町で起きた大事件だ。校長の息子はまだ当庁してないというが、親、親戚、縁者、同級生やご近所。もうこの町どころか県内にも住めまい。それにしても望月市長、山梨県議や県の監査委員まで歴任したというのにナ。不正採用手間賃としてワンショット100万円。これってハイ&ロー?こんなところが相場か。もし露見しなければ、市職員として生涯ン億円の給料貰えるんだから安いもんだよナ。

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(今日のおまけ)

 地元のお叱りの数々。①煽りを喰って落ちた人は訴訟を起こせ、②怒りの超えて唖然、③住職だけに南無阿弥陀仏、④市長も自民党収賄忖度隠ぺい嘘つき暴行暴言失言暴走不祥事不倫とよくもまあ市町村レベルまで腐っているわ、⑤過去を含めて県内全域の学校長や教職員の子息の就職先を洗え、⑥真面目に就職活動や受験を目指している子供に説明がつかない等々、お叱り、ご批判はごもっともでございます。山梨県民を代表してこの徳兵衛、伏してお詫び申し上げます。

 

   ただし、山梨県人の皆がみなそんな人たちばかりではありません。「金丸信」を筆頭に。

パッケージ販売

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 隣の奥さんが、困り顔で我が家にお詫びにきた。理由を訊くと「車庫入れの際に我が家の車のバンパーを擦ったので、保険屋から当方に連絡がくる」という。そんな必要はないとやんわりと断った。カスリ傷程度の事故はお互い様だ。むしろ、保険事故によってそれまでの無事故等級が3~4ノッチ引き下げられる。今の保険料に戻るまでに3~4年もかかることを説明し、事故扱いにしないように取り計らってあげた。後に、旦那さんと一緒に菓子折りと2万円の商品券を包んで改めてお詫びにきた。

 

 この1件、女房は違った考えを持っていた。「それは先方の申出どおりに素直に保険事故にするべき」だと。その理由を問い質すと「互いに厄介になるから、保険事故にして後くされのないようにとの先方の気持ちを斟酌すべき」だという。それは一理ある。でも、当事者が責任を感じお詫びにきているのだから、そんな気持ちを汲んであげたかった。世の中、トラブルが起きるたびに警察、保険会社、弁護士、専門家に丸投げする傾向にある。よって、当事者の話し合いや交渉・解決能力が欠如し、よって、心の機微にも疎くなる。いまの世はこんなにドライなのかと考えさせらる場面は、どこにでも溢れている。

 

 さて、この自動車保険に代表されるように、事故対応時の代車、交渉、示談、ロードサービス等さまざまなオプションがパッケージングされ販売されている。先日も自動車保険料(任意)が高いと保険屋にクレームをつけ、事故後の弁護士サービスやロードサービスを外して、いくらかでも料金を安くするよう懇願した。結局、当該プランはセット販売なので外せないという。

 

 わが屋の自家用車はJAF会員対象なので、ロードサービスはもとより一部事故対応も処理してくれる。JAFの年会費、自動車保険の年間保険料。知らないうちに要らぬサービスが増え結構高いコストをあらゆる場面で二重に負担させられている。もう一度、そなたも、こなたも家計の支出を見直した方がいい。

 

 余談だが、その後、保険屋がレンタカーサービスの登録(無料)さえしてくれれば、年間5千円値引くといってきた。一言いえば、いくらでもコストは削減できる。

 

(今日のおまけ)

 今月上旬、北海道富良野のメロン農家のメロン6,600個に除草剤が撒かれ、悪魔の所業と題して年商1億円を挙げていた寺坂農園が大打撃を喰らったことは記憶に新しい。同業者の怨みか、他ブランドの生産優位を狙った犯行は未だ薮の中だ。

 

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 農作物は自然との闘いであり、天候次第で豊作の年もあれば凶作に見舞われることもある。手塩にかけて育てた園主の気持ちはいかばかりか?作物泥をはじめ、そんな短絡的で稚拙な犯罪が最近多すぎる。たぶん、この犯罪、犯人が狙ったような結果にはならないだろう。

 

 全国各地で「寺坂の富良野メロン」を救おうとか、応援しようといった機運が高まり、来年は高値でも当該園のメロンを購入するお客が、きっと増えるに違いない。まあ、当方は、高値の富良野メロンは諦めることにして、ジンジャエールを飲みながらきゅうりでもかじれば「メロン風味」だけは味わえる。一度お試しを。

「天空の鏡に映らない子供たち」

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 21日の深夜、BSフジのドキュメンタリー番組だったと思う。子供の貧困をテーマにした番組で、子供に対する親、社会ひいては世界の責任を考えさせられた。バラエテイ番組、お笑いタレント番組や歌謡番組に比べ、深く辛く、真剣にかつまざまざと現実を見せつけられ、心をえぐられるような気持ちで最後までみた。

 

 場所はボリビア、トポシ。そこに標高4100mの「セロ・リコ」。銀を豊富に産出するその山は、スペイン統治下でも三大銀山として遠くヨーロッパでもその名をとどろかせ、いまでも僅かながら銀や錫が産出されている。すべて手掘りで防塵マスクどころか換気や事故対策はほとんどなされていない。ここに子供しか入れないような坑道がいくつもあって、そこに10歳前後の子供が大勢働いている。4歳となればネコ(一輪車)で一人前に鉱石を運ぶ。

 

    水も食事もとらず、一日かけて土嚢4袋に鉱石を詰めて運び出す。日当はそれでいて高々160円だ。こんな小さな子供たちが働らかなければならない事情もある。ほとんどの家庭の父親はここで働くが、落盤事故や灰じんで亡くなる人が多く40歳前後が平均寿命だ。そのため、家計を支えるため子供が働らかざるを得ない現実を見せつけられた。

 

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   その一方で、街ではシンナー中毒のストリート・チルドレンが溢れ返り、10円足らずのチップで車が信号待ちの旅にフロントガラスを拭いている。雨が降れば仕事はない。10歳半ばで妊娠、産まれた子供は強制的に施設に預けられ、仕事を持たない少女自分の子供にも会わせてもらえない過酷な現実。見るのも辛い内容だ。

 

   日本には子供の貧困がないとお思いの方々。ストリート・チルドレンのような「絶対的貧困」ばかりではなく、国や地域の子供が享受すべき公平な教育や生活が維持できない「相対的貧困」が日本国内で今、急増している。

 

   赤ちゃんの産み落とし、シングルマザーや生活保護世帯の増加。やがてこの子らは「なぜ僕なのか」が「どうせ僕なんか」に変わり気持ちも荒み、非行に走る。周囲が「君だから」、「君しかいない」といった勇気ある環境を大人や社会が作っていかなければ、日本でも「セロ・リコ」の坑道で働くような子供が路上に溢れる日もそう遠くない。

 

(今日のおまけ)

 岡谷、富岡の製糸工場と、何とか遺産だと浮かれているようだが、その歴史を本当にご存じなのだろうか。どちらも片倉(カタクラ)が絡んで、女工哀史だの「ああ、野麦峠」だのと当時が再現される。でも、現実は、奴隷、人身売買に等しい。諏訪の片倉館の仙人風呂にも入ったがあれは、もともと繭のさなぎを湯がいた施設。女工さんが仕事終わりに利用したなぞはまっかなウソ!

 

 前述のトポシにも1日わずかな賃金で働きいくらでも取替可能な労働力「先住民」と「アフリカン奴隷」を800万人もストックしていたのだ。スペイン人にとって、ポトシの銀はほとんど元手をかけることなく手に入れることができる財産であり、ポトシの町はまるで打出の小槌のような存在だった。岡谷、富岡といい当時の日本の構図とよく似ている。

カキコ

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   もの書きはとくに「たくさん読書をする」。そして「とにかく書く」ことを重ねる。技法や表現力などにとらわれず「肩の力を抜いて書く」ことが大事だそうだ。でも、読み手にとって肝がわからない文章は疲れる。それに冗長な文章も頂けない。では、そのコツはとの疑問に、某業界紙のS編集長のお知恵を借りてネタを拾ってみた。

1 オウムは返さない

 原稿には同じ語を二度入れないとのこと。同じ意味でも二度目は別の言葉で言い換えること。串揚げのソースの二度漬け禁止と同じ。

2 短

 「が」は使わない方がいい。「が」を使わないようにすると、当然にして一文は短くなる。一文を短く書けるようになったら、短い文章の間に長い文章をまぜるとよい。「文章は単調を嫌う」ので、「です」や「ます」の繰り返しも止めておいた方がいいとのこと。

3 形容詞や副詞乱用防止

 例えば、「案外」「豊かな」「立派な」「新たな」などの言葉を使わなくても意味は変わらない、使わない方が逆にすっきりするらしい。

4 一文一趣

 読後感がよくない記事にはいくつか理由がある。多くのことをつみ込みすぎと、何が言いたいの?と聞かれれる。それを想定して「〇〇です」と一言でいえるような文章が望ましく、作者の趣旨が伝わりやすいとのこと。

5 マルっと書く

 最初に結論を書く。そして、理由やたとえ話を経由して、最後にまた結論にたどり着く。 こうすると、読み手の心にすとんと落ちるのだそうだ。

 

(今日のおまけ)

 徳兵衛のブログはいつも尻から書き上げている。ただ、どこでどう落とそうかオチばかりを考えて作文するものだから、文が彷徨してしまう。よって、読者にとっては読みずらい文章に。そもそも、冗長に文を書く人間は、伝達力や表現力の足りない人。そこで、徳兵衛一言、「大きなお世話だ!!」

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 「夏のあとがき」8月も終わりに近づいてくると、妙にこの言葉に哀愁を誘われる。この一言にこんな写真でも添えれば、作者の思いは十分に伝わる。 

なんか変じゃねえぇ(第二弾)

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 このフレーズ、どうにもこうにも気にかかってしょうがない。仲間内ならまだしも、上司や目上の方に向かって「了解です。」はあるまい。昔は、こんな言い方はなかった。でも親指を立てて「ラジャー!」とかは、言っていたな。この「了解」メールや携帯電話の普及により短いセンテンスで意思を伝えようとする自然発生的な単語であることは承知しているのだが、棘が刺さったようにいつも気にしてしまう。

 

 これに似た言葉で「なるほどですね」がある。これは「なるほど、(そう)ですね」の短縮形。丁寧にいえば「さようでございましたか」程度の言葉遣いをしてほしいものだ。ところで東急リバブルのCMではないが、「さようなら」は「左様ならば、失礼つかまつる」の略って知ってた?

 

 一言足りないと思う言葉や使い方が変だと思う挨拶もある。「いってらっしゃい!」は家族ならまだしも部下の女性社員から「いってらっしゃい!」はねえだろう!普通は「いってらっしゃいませ」だろ。「違うだろ!」「違うだろ!!」「このハゲエ~!」

 

 「わかりましたは」「かしこまりました」に。久しぶりは「こんにちは」ではなく「ご無沙汰しております」。「言い忘れました」は「申し遅れました」だ。「すみません」は「恐れ入りました」だ。「お分かりですか」は、「ご理解いただけたでしょうか?」だ。氏より育ちというが、言葉遣い一つとってみても「躾け」や「育ち」が滲み出る。みんな!わかったけー!!

 

(今日のおまけ)

 タレントのローラに代表されるように「タメ口」が、大流行だ。大御所と呼ばれるような大先輩に対して、いともたやすくタメ口をきく。それによりどんな御仁でも目線はおんなじと言わんばかりだ。それを視聴者が楽しんで、「ウケ」しまうから厄介だ。もっと深刻なのは、それを見て子供たちが、それを真似ることだ。

 

 子供が成長するにつれて、父母を「(お)かあちゃん」を「お袋」と「(お)とうちゃん」を「親父」と呼ぶのとは訳が違う。

 

 先日の「TVたけしの平成教育委員会」を視ていたら、「誰の彼なの?」みたいな名の女性タレントが「犬」という字を「太」と書いていた。加虐なのか自虐ネタなのか、演出なのか判らないが、民度、文化度、教養度もここまで落ちるに落ちた。

 

【ニュース速報】

    面識のない女性に抱きついたとして、警視庁麻布署は22日、強制わいせつ未遂の疑いで、東京都港区三田、慶応大4年、ミスター慶応こと光野恭平容疑者(25)を逮捕した。こちらもまたKO(ノックアウト)だ。