「屋」とはその生業や商いを指す。八百屋に始まり、魚屋、肉屋、乾物屋、下駄屋、パン屋、氷屋、米屋はいざ知らず、不動産屋、株屋、帽子屋、和菓子屋、テキ屋、古屋までもある。
そこに身を置き、それを専門に職業や商売としての技を磨き、行き抜くためにあらゆる工夫と知恵を出し商いをした。
幼き頃、親に御使いに「〇〇で××買ってきて」と言われば、すぐさまあそこのあの店だなと分かった。今でこそ分業化や専業化といえば聞こえがいいが、当時の個人商店や個人事業主は必死だった。そんななか、ご近所どころか遥々遠くからその店の商品を買い求めにくる馴染のお客もいた。
道楽と称される山登りでであっても同じことだ。クライミング専門の「岩屋」、沢登専門の「沢屋」などと称して分野ごとに彼等は卓越した技術と経験を持っている。この徳兵衛はただの山登りだけ、これは一般的には「山屋」と呼ばれ嘲笑されている。
さて、その上を行くのが「家」だ。総本家、宗家、公家、武家や宮家に始まり専門家に研究家などその道ではで一目置かれる、なるほどと御納得いく方々も多いだろう。ただ、今の国・地方に政治に眼を転じると「政治家」ならぬ生業の根を持たぬ「政治屋」ばかりだ。
驕り、己惚、タカリ、欺瞞、虚勢・虚言、繕い、物乞い、横領、脱税、居直りに居眠り、居丈高の「岳ちゃん」まで。立法の趣旨を顧みず、姑息な抜け道「法には抵触していない」と強弁。弁護士出身議員が威勢をいいことを嚙まして、粋がったところで、国民や地方住民の猛批判を浴びるとすぐさま弁明、釈明についには(税務)修正申告。
まずはその前に登庁(院)や記者会見前に犬HKの朝ドラ「虎に翼」でも観てこいや・・・!!と、云いたいところだ。
一方、都営(公営)住宅や一部地域はチャイナ・タウンや外人の無法地帯と化す移民政策の失敗を論ぜずして、「マイナ保険証」や「パー券全面廃止」など失策を追及されると、ご答弁は「失敗、失政」の責任逃れに終始。与野党議員とも抗弁には「ダジャレ」や「たとえ話」で愚民の笑いを取りながら追及を巧みに代わす。
ほんとうにこの国の行く末が心配でならない。こんなことで良いのかと「大丈夫か我が国ニッポン!!」一都民でさえもそう思う!!!