緊急事態宣言が解除される今月21日には、いまコロナ禍で何かと話題の関東一都、三県の知事の対応の裏事情が暴露され、政治スキャンダルや政局を見るには面白い。そんな中その一角を占める「千葉(ばーちい)知事選」が行われる。
ところがこの候補者の中に、異色と云うか、テロというか、パロッた連中が数多く立候補している。前千葉市長のクマガイ紙兎ロペが有利と見たが、これとて当選後弐F派の首長ともなれば、関東は一挙にオイケ大名の下、かなぎゃわクロワッサン黒岩が孤立する構図となる。いわば、中央との政局を見るうえでの代理戦争の様相だ。
そこに、伊藤、加藤、河合なる異色の八人の理候補のうちの三人だ。まあ、もともと鈴木スポーツ庁前長官が立候補を断念したあたりから雲行きが怪しくなってきた。
面白いのは、この三人の政見放送。ごとうてるきちゃんは。ナレーションでは「彼女との馴れ初めは昨年の東京都知事選挙」と紹介。政見放送では「ちなつさん大好きです。僕はあなたが大好きです。愛しています」とプロポーズその後、最後は愛の言葉で締めくくった。
その一方で、バーチ―を夢と魔法の国にする党から立候補した河合ユウスケサンタマリアは、これまた驚き、顔面白塗りのピエロに扮して登場。「千葉に東京タワーをつくります、色は赤です」、「皆さんがディズニーランドに無料で行けるようにしたい」「ディズニースカイをなんなら成田空港で!」などと夢を語った。
極めつけは加藤健イチーロ一。慈恵医大病院、自治医大病院などで医師の勤務医として活躍したイチロー氏だが、冒頭から「このノンビリした千葉県も戦国乱世の入り口にきている。いつアメリカと中国が戦争になってもおかしくない時代。日本も巻き込まれるでしょう」と過熱気味。
「千葉のバイデンになる!」と訴えつつも、「夢は当選して、小池百合子氏と結婚する。(小池氏は)落選するような情けない男は相手にしない。ついでに私事で恐縮ですが、めでたく結婚できるようにご支援お願いします!」とこれもまた求婚ネタでオチを付ける始末。
どうなっちゃってるのバーチーの知事選、他県ながら気になるところだ。まあ、尤も子rに火をつけたのは、大型台風が県下を襲い甚大な被害を出したのに公用車を使って富里の別荘を視察に、被害地の視察予定をフットばし都内の理髪店で調髪していたさらば青春現タモリ知事にこそそのネタ(混乱)元がある。