Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

昆虫摂食

 

  昆虫採集ならぬ昆虫摂食。その昔はザザムシやイナゴが好物でとりわけイナゴの佃煮まんまの姿でも堪らい程美味かった。それが食糧危機なのかいよいよ「コオロギ」に手を出し始めた。

 

 この話、先日の「ラジオ深夜便」で徳島大学のお偉い先生がおしゃっておりました。大学の研究費は年々先細り、社会的に貢献性がなければ、コオロギの生態の研究だけでは社会も企業も認知しないそうだ。

 

 牛のげっぷや豚の餌食いで地球温暖化が加速するという。しかも牛を1キログラム太らすには15㎏もの飼料必要だという。そこに行くとコオロギは1㎏も小麦のフスマの餌だけで1.5kgにも増えるという。

 

 そこで考えたのが、コオロギを乾燥させて粉状に煎餅にした「コオロギ煎餅」を開発した。まんまの姿では食欲も湧かないが粉状にすれば抵抗はない。しかも高カロリー、高プロテインで良質な蛋白質だそうだ。牛肉や豚肉を食べるよりはるかに効果があるという。

 

 ベンチャー企業も立ち上げを経て、ようやくここに来てこの民間企業も注目し始め事業が軌道に乗り始めた。世界的人口爆発し食糧難(危機)が予想される中、コオロギやゴキブリが世界を救うかもしれない。

 

 夕べから下剤服用の第一陣が始まった。今日はいよいよ本格的な下剤投与と午後からポリプ切除が始まる。鎮静剤下での切除なのでさほど苦痛はないが、術後2週間後の病理検査の結果の方が気にかかる。今夜は入院中の病院のベットの中から、何とも言えない話題をご提供させいて頂いた。

オトリ

 イカサマ商売とまではいかないが、おとり広告はよくあるものだ。食料品を中心に1万品以上が値上げされ、スーパーに行ってもどれをとっても高いと実感するようになった。

 

 そんなか、肉やハムなどパックに梱包されている商品価格が「これは安い」と思って手を出してみると、それ内容量の100グラム当たりの単価が大きく書かれている。これって正にオトリ表示。

 

 時々、セールの広告も入る。「今日に限って、お一人さま卵1パック99円」、鳥インフルエンザ蔓延の折、早速、主婦らが店に足を運ぶ。次の日も安いかと思いきや99円は変わらないのだが、2千円以上商品をお買い上げのお客様に限るとあるa

 

 

 99円の卵ワンパックのために要らない買い物をさせられてしまう。これで、夫婦げんかになった知り合いもいる。買い行ったのは旦那様、要らぬ調味料とか味噌など2千円分を購入。小脇にしっかりと安売りの卵を抱えている。「あんた、馬鹿じゃあねえの?」と奥方様。

 

 こうした抱き合わせ販売は他にもある。1個だと108円だが2個買うと200円としてセット売りもこの手の手法だ。

 

 そしてヤクルト1000に見られる販売手法のように、品薄を煽ってどこもお一人さま1点とか2点とか限定とくる。朝早くからスーパーやコンビニを廻って買い占め漁るのは決まって「おじさんたち」のようだ。希少品を装って購買意欲を煽る。これもオトリの一種だ。そんなに飲みたかったら、ヤクルト500を2本飲めば済むことだ。

 

 このヤクルト1000を呑んでみたが普通のヤクルトと味は何一つ変わらない。さあ。今日は今から入院だ。ポリープ切除は明日。配膳にヤクルトが付いてくるのか楽しみだ。

ポイント制の落とし穴

 最近は代金請求事務コストの削減、合理化から殆ど郵送での明細書は届かなくなった。詳しくはウェッブでとくる。パソコンやスマホに手慣れないお年寄りにとっては生活するのも、生き抜くのも大変な時代となった。

 

 高齢化の一方でデジタル化どうもやっていることがチグハグだ。年寄りを店頭に来させないようにするための秘策なのか?昔は銀行窓口、郵便局や病院の待合に多くのお年寄りが並んだものだ。でも今は封じ込め作戦、企業側も行政側もポイント制をオトリに敢えて年寄りに生きにくい生活環境を作り上げている。

 

 キャッスレス決済でポイントが失効してしまう割合は3割もあるという。つまり、それを見越してのポイント付与だ。だからいささかこの方式で売ったとしても提供側は想定以上の儲けを頂けることになる。

 

 マイナポイントなる公民タッグのイカサマは互いのメリットに繋がる。それ以上に怖いのが紐づけだ。キャッシュレス、ポイント付与で誰が、どこで、何をしたのかが分かってしまう。

 

 典型的なのは「Tポイント」だ。これを提示することによって店側はいつの時間、誰が何をどうしたのか(買ったのか)を把握している。これによってそれを仕入れ、流通や販路に活かす。

 

 もっと恐ろしいのが、「紐づけ」だ。マーケテイングの世界ばかりではなく国は個人の行動管理や資産管理をも把握しようとしている。

 

 世の中には防犯カメラや監視カメラなる装置が街中に溢れているが。それぞれの画像データは連携していないというか全くできていない。。捜査員が設置場所に足を運び目視で確認しているのが実情だ。当初はNシステム張りの紐づけを目論んでいたがさにあらず。

 

 まだ、完全な紐づけは出来ていないが、ちまちまと動き出している。余計なことはするな!「お客様、サービスポイントカードをお持ちですか?」に対して「わしゃあ、年寄りだから何のことかさっぱり分からん!」と煙に巻くようにしている。

 

 ボケ老人や徘徊老人ではあるまいし、そこまでして行動を管理されてもオチオチ外にも出れない。

何を今さら!!

 二類を五類にするだと!これもお得意技の「閣議決定」を使うようだ。」、これって国民に対して「春になれば新型コロナ感染は終息する」かの如く、誤ったメッセージになる。

 

 初期感染から3年。環境も医療機関対応(アクセス)も予防も、感染防止もやっている事は何一つ変わっていないのに、国民を浮かれた気分になるのは危うい。

 

 そもそもアベノマスク、ゴム手袋、フェイスガード、パーテイションに消毒液にひらひらビニール越しでの接客。いままでのこれって何のために、誰のためにその実効性と効果はいまだに検証されていない。

 

 学校の運動会や修学旅行、文化祭に遠足までもの諸行事が中止を強いられ、三密は危険とばかりに在宅待機、リモートワークとそれまでの生活様式を一変させた。

強い縛りと強制を生み中には差別化が必要以上に助長され、偏見や格差を生んだ。そして救急搬送拒否事案も増えた。これでは世論によってどうにでも手の内は変えられる。

 

 それがどうだろう。この春からマスクは外してもよいのは世界の流れだと言い出した。、それどころか医療費の実費負担(保険適用)になったところで、そう簡単に病院は患者を受け入れてくれないのは目に見えている。

 

「(洒落文句)異次元の・・」を多用する首相官邸、次々と奇策を出しては衆目を集めようとする総理周辺。何としても新型コロナをインフルエンザ並みにしたいと目論む厚労省のお役人ら。どちらを見てもやってることがメチャクチャでんがな。

 

 五類になっても感染力が落ちるわけでもなければクラスター発生の可能性がなくなるわけでもばい。つまり制度解釈を変えたところで病気の本質は何も変わらない。だからこそ五類相当(これいつでも寝返りが打てるようにする言葉遣い)に引き下げたところで隔離措置や自宅待機が緩和されることもない。

 

 要は、お国のコロナ対策にカネがかかり過ぎたため保険適用にして何とか負担を減らしたい魂胆や病院の手一杯の状況を解消しようとする悪知恵が見え隠れする。今回の措置、明確な科学的根拠やエビデンスは示されないまま、マスクは外してよいという。その心は役所も政府もだれも明解にしていない。

 

 何もしないまま「言葉遊び」と「奇(愚)策」の連続では、GW明けに手痛いしっぺ返しを受けるに違いない。

店じまいが凄まじく

 東京下町の「北島精肉店」は、ご案内のとおりかの世界記録保持者・オリンピック金メダリストの水泳の北島康介の実家だ。

 

 客足はともかく、今年五月で店を閉めるという。金メダリストが料理帽を被って「はい、豚細切れ200グラムに北島コロッケ3つねっ!」。どうもこの光景が想像だにできない。ここにも事業後継者の深刻な問題がある。

 

 その一方で、渋谷センター街のかの「ファースト・キッチン」が44年の歴史に幕を閉じる。

 

 それにしても、老舗ととして地元でも全国区でも有名な旅館、海鮮、スーパーや和菓子屋など、ここにきて次々と店を畳んでいる。立川に本店があった和菓子の紀伊国屋が潰れたのも記憶に新しい。

 

 こうした商売は、水商売だから浮沈が激しく日銭商売のやり繰りで存続が決まる。つまり、いろいろとコロナ禍や時短などの言い訳を口にするが、所詮日銭商売。毎日のやり繰りや忙しさに感けて、テナント料や事業が見通せないままに抜本的な改革が遅れると致命的になる。

 

「下手な男より女のほうが役に立つ」といった考え方の社長では先が持たない。あの東京駅の新幹線ホームに唯一あった立ち食いそば屋も店を閉じる、淋しい限りだ。駅、駅前と云えば昔から立ち食いソバ屋があった。これが次々に閉店している。

 

 近年、多くの大衆そば・立ち食いそば屋が閉店した。都内でも青砥の「青砥そば」、豊洲東雲の「てっちゃん」、田町の「丸長」、春日の「源太郎そば」、六番町の「ゆで太郎」、秋葉原の「六文そば 昌平橋店」、米原駅の「井筒屋」など。自由が丘などの「そば新」などもすべて閉店した。

 

 閉店の理由は様々だが、高齢化による営業存続の限界、不動産の老朽化やテナント契約完了による立ち退き、もともと薄利経営であったなどの構造的問題が背景にあったわけだ。これをコロナ禍を理由に見切りをつけて閉店しているのは表向きの話だ。もともと街に行き交うサラーマンの往来が減り、リモート勤務で出張や交通機関や宿を利用する機会が減ったのが遠因かもしれない。ただ、宅配・デリバリー事業も競争激化で倒産件数が激増している。

 

 折しも、手打ちそば処「戸隠」長野駅前店も、この1月25日に閉店する。長野出張の際にはよく立ち寄った「立ち食いソバ屋」だ。それに格安ビジネスホテル三景苑の新館に泊まるのが定番だった。この現実、今は昔、何とも言えず淋しい限りだ。

 

 遡っては、内の実家近くの大糸線松本駅の構内に同じく立ち食いそば屋があって、小腹が空くと実家をこっそり抜け出しては、踏切の警報を聞きながらよく食べに行ったものだ。県外者の当方にも店員が「今日も奥さんの里帰りかあい~!」と話しかけていただき仲良くもしてくれた。

 

 その北松本駅区画整理で今は地下道が走りその面影もなく、当時がやけに懐かしい。淘汰されるべきは淘汰たされるのだが、どうもこの理屈だけで現実を理解しろというのには納得がいかない・・・(>_<)。