Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

サイコパス

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  精神病質のサイコパシーが語源。反社会性人格障害(者)と訳し医学的には「良心や善意を持たない人」を指すらしい。それにしてもここにきてあまりに猟奇的殺人が多い。社会規範や法令遵守が厳しくなればなるほど、ゲームが蔓延すればするほど新手の犯罪やこうした人格障害者が増えてくるのが不思議な現象だ。世界的に見ても人口の4%程度は存在するらしい。

 

 だらしのない人がそうなるかと言えばそうでない几帳面な人や慎重派もいるという。ここでご注意いただきたいのは必ずしもサイコパス=犯罪者ではないということ。一般には執着心が強く「利用価値」が無いと判断すると、何のためらいも無く人間関係を放棄する。具体的なイメージが浮かばない方は、アンソニー・ホプキンスが演じた「羊たちの沈黙」を観ればすぐに解る。

 

    それにしても、サイコパスによる犯罪発生が多い地域が偏っているように思いませんか?「やまゆり学園」「大口病院」今回の「座間アパート」の事件といい。地域特性があるようにも思えるが、なんといってもその原点は「宮崎勤(脅迫状の差出人・今田勇人・イマダカラユウ)」にある。

 

    少なからずどんな外道でも、善意や良心の欠片はあるものだがサイコパスにはそれが全くなく、こちら側の真逆の位置にいて暴力を振るうにも何の抵抗感も罪悪感も持ち合わせていない。その昔、一時サイコパス診断が流行ったが、そこで使われた代表的なテストをここで紹介しておこう。

 

   「旦那の葬儀で知り合った男と恋に落ちる未亡人が息子を殺してしまう」それはなぜか?普通なら「恋路に息子が邪魔だった」くらいのことを回答するが、サイコパスは「息子を殺せば葬儀でまた彼に逢える」といったふうな神経回路だ。

 

   もう一つ有名な診断がある「産まれた時から両親から絶対に開けてはいけない扉を好奇心のあまり開けてしまった。さてそこにあったのは?」これも普通なら家庭内で家族に覗かれたくないモノ、例えば死体と回答してもいい。それは正常な心理だがサイコは「外界への扉」と答えるそうだ。つまり扉は外界へのドコデモドアみたいなことを発想するらしい。さて、さて、奇抜ではなく想像を超える奇妙な発言や行動をとる人。 

    ひょっとしたらその人はサイコパスかも知れない。

 

(今日のおまけ)

 このブログは、日々折々のニュースや話題をつらつらと何の脈絡もなく掲載しているがこの徳兵衛にとっては大事なお仕事(日課)だ。ネタ切れもあれば脈絡のない記事もある。でもこれを作るために自らの私生活を暴露し、裏話もご紹介している。そのために話題作りに行動を起こすこともある。これが唯一残された健康増進活動にもなっている。

 

 ただ、この処、製作意欲は減退。季節のせいもあるだろうが不調は拭えない。今年の冬は寒いらしい。果たしてブログ同様に新年が迎えられるか一瞬頭をよぎる。今年も残り2か月足らず。

I・MY・ME・MINE

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  これ英語の授業で教わりましたよね、今日はこのお話。英語ははっきりした言語だからイエスとノーがハッキリしている。そこへ行くと日本語は情緒があるからモノをぼやかしていう。政治家、役人や経営者が使う「まことに遺憾」もそうだ。杞憂なのかそれとも謝罪なのか他人事のように聞こえるのは当方だけか?便利と言えば便利な言語だ。

 

   それに「ありがとう」これも使い方によっては、優しく感謝の念を表現しているが、なんでもカンデモ語尾に「ありがとう」を付けたがる人がいる。それまでに築いた人間関係を壊したくないのだろうか。一面ではこの言葉は謝罪に聞こえる。そう「申し訳けない」の意味にもとれるのだ。「~してくれてありがとう」は、「~させお手数をお掛けしごめんなさい(申し訳けございません)」が真意である。これを例に挙げるまでもなく何となく誤魔化されてしまう。

 

 こういう言語を多用する人たちは、日本語の脆弱性を武器にしている。挙句に「行間を読めよ!!(KY:雰囲気感じてよ!空気読んでよ)」とくる。そのほかにも「だいたい」とか「ぐらい」や「~の方」もその手だ。これはもう曖昧ではなく完全に事実をぼやかししている風にも取れる。「だいたい1年ぐらい前からだったと思います」は「1年前からだと思います」と言えば、率直に相手に伝わる。

 

 「NOと言える(言えない)日本(人)」(石原慎太郎・著)によく書かれている。「検討させていただきます」「を含めて考慮させていただきます」もその類だ。でも先の総選挙で氏は立憲民主党の枝野代表を「かつてない有能な人間だ」と褒めちぎった。何をか云わんかやだ。対抗する希望の「大年増の厚化粧」と表した「緑のオバサン」への仇討の構図だ。どうもこういうことばかり見せつけられると本当の真実がみえてこなくなる。

 

(今日のおまけ)

    旧聞に属するが、横浜市立大学付属市民総合医療センターで1月に70代の男性患者にCT検査を行い膵臓(すいぞう)がんの疑いを発見したのに、院内の連携不足で5カ月間放置され、患者が今月亡くなったと発表した。病院長は「医師・部門間の情報共有ができていなかった申し訳ない」と述べ、謝罪した。ここまでが上の句、続けて「徹底的に原因を追究して・・」最後に「再発防止に努めて参りたい」で締める。これ定型文ね。

 

    それにしてもCT画像を読影した医師の画像診断書を確認しないまま外科医が手術するとはね。これでは「ワタシ・シッパイ・シナイノデ!!」とハッキリモノをいうドクターXに診てもらうしかない。その後、患者は別の病院を受診したが、がんが進行していて外科手術が難しく緩和ケアを受けた後に死亡した。

 

  「自分の命は自分で守る」を口癖にしている御大!「これじゃ守りようがございません」厚労省は来年度以降、医療費削減のため全国の病院に対して急性期患者の病床を大幅に減らすという。前門の虎に後門の狼

怒(ど)イカリ

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   限られた時間の昼休みで近くのレストランか食堂で昼食を注文し、料理が出てくるのを待ってたとしよう。通常15分待っても料理が出てこないとイライラが募り、20分待たされると「注文した料理まだかよ!」と大方の人がクレームをつけ出す。これが急いでもなく気持ちに余裕がある時は、怒り出さない。

 

 一方で、期待どおりの味付けの料理が15分以内に目の前に運ばれてくれば怒り出すこともない。だが、ひとたびこの期待が外れたとしよう。つまり料理が出されるまで時間は、かかるわ、不味いのでは、そりゃもう怒髪天

 

 次の怒りの要素。つまり自分のポジションやエゴ(利己主義)が侵害されそうになると急に態度を豹変させ怒り出す。無理しない程度にお付き合いをしているうちはいいのだが、御当人の立場やエゴを侵害すると、自然と御当人防衛本能が目覚め急に怒りだす。人間も動物もそうだが、歯牙をむいた時は体内にアドレナリンがふつふつと沸き出て、血流が促進し臨戦(喧嘩)モードに突入する。

 

   さらに、厄介なことにそれを転嫁しようとする。「お前のせいで・・怒られた」、「・・・だったからこうなった」は典型的な転嫁。つまりこの三要素(期待・侵害・転嫁)が絡んで人は怒り出す。モンスターペアレントクレーマーもこの類だ。本人が期待している期待と現実のズレ、それに自分の立場や権利が侵害に起因していることを頭に入れておいた方がいい。

 

   怒っている相手が期待している物は何か?相手の何を侵害したのか?プライドなのか思想なのか?これを見極めないと、あたかも怒りの原因がこちらにあるかの如くすり替えられてしまう。

 

  そしてクレーマーの期待が何だったのかを冷静に聞いていると、怒りの原因がつかめてくる。「納期」なのか?「性能」なのか?「価格」なのか?これさえ押さえておけば大抵のことは片付く。ウソだとおもうのなら一回相手を怒らせて検証してみたらいかが?

 

  (今日のおまけ)

 いつものモノがいつもの所にない。揃えて出してある外出着が好みと違う。ドレッシングが7本テーブルの上にない。朝、シャワーを浴びた後に白のバスタオルが出されていない。衣装の畳み方一定ではない。すると急に怒りだし、罰として彼女をキッチンに全裸で立たせたという。

 

 こうなると明らかに精神が蝕まれている状態。あの親にしてこの子あり。これは潔癖症でもなければ亭主関白でもない。単なる「甘えん坊」、正式病名は離婚という後遺症(副産物)を伴う「石田壱成」病。こいつ!まだこんなことやってんのかよ!ド阿保か!

チャック女子

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   声高に組織や企業が多様性を求めて新たな視点で「女性活躍推進」などと言い出したら、これは要注意、もしかしたら流行に乗った単なるアリバイづくりかもしれない。だいたいこうした企業は本気で女性活躍などを考えていない。見た目は女子を登用しているかのように見せているが、実はこれ「チャック女子」の増やす原因ともなっている。   さて、ここで出て来た「チャック女子」。これは女性活躍推進プログラムの専門家、プロノバCEO岡島悦子氏(掲載顔写真)による造語といわれている。

 

「外見は女子の着ぐるみを着ているが、背中のチャックを下ろすと中身はおじさん、というオス化女子のことを指す。女性が視点も思考パターンもおじさんと同一化してしまう現象のこと」(「Woman type」014.2.20)。

 

   を指すらしい。 つまり、着ぐるみは女性だけど、中身はおじさん。思考も視点もおじさん化しているとすると、多様性なぞ遠いお話。結局、単一的で硬直化したおじさんの価値観だけが女性にも蔓延してしまい組織や企業風土は何も変わらない。

 

    氏によると女性社員が罹りやすい病気は10ほどあるそうだ。以下に列挙するがご興味のある方はネット検索してみてチョ!どうやら、どの女性も入社した20代からに次々に罹患することがあるそうだ。この中でも極めつけが、「チャック女子」病。

 

   ●アクセサリー勝負病、●嫌われたくない病、●体力過信病、●過小評価病、●出世嫌悪病、●キャリア迷子病、●白馬の王子待ち過ぎ病、●努力安心病、●燃え尽き逃避病、そして最後がこの●「チャック女子」病。

 

 女性活躍・参画時代とか、ダイバーシテイとか、ジェンダーとか、女性の視点で、女性の手による、女性のための政策に取り組み、具体的には「子育て」「待機児童」「介護」・・・とかナンチャラ、カンチャラとか先の総選挙でも女性立候補者が叫んでいた。でもフタを開けば中身はオヤジ女子、結局政策が何一つ具現化しないまま威勢がいいだけだ。チャック女子病の「緑のたぬき」といい「愛知七区」といい目を覆いたくなる惨状。

 

(今日のおまけ)

 LGBT(性的マイノリテイ)、つまり,レズ、ゲイ、バイセクシュアルにトランジェスターらの方々を総称するらしい。遺伝子染色体は、XXで女性、XYで男性となるが、これ以外の染色体(仮にZとする)が結合するとXZ、YZや場合によってはXXZやXYZが発現するらしい。国内外でも結構な数の人が実際にそれに該当しているらしい。今、世界的に見ても男女別トイレの見直しも先進各国で真剣に議論されている。

 

 その昔、早朝のJR高尾駅で女装した男性が隙をみて女性トイレで入っていくのを見た。この事象、あながち「変態コスプレだな!」では済まされない。深刻な社会問題にまで発展しているかもしれない。そうこうしているうちに、「チャック男子」が現れたりなんかして・・・。

互譲の精神

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   トレランとはトレイル・ランニングの略。以前にもこれをテーマに掲載したことがある。そう山道を疾走するスポーツ。だが近年事故が多発し大会中に行方不明になった人もいる。そういう意味ではこのトレランはジョギングやランニングの延長ではないことを自覚していただきたい。

 

 先日の山梨日日新聞の報道によると、10月28日午後に身延町の中之倉峠で行われたトレラン大会で男女2人が行方不明となり翌日までに無事保護されたと記事は伝えている。

 

    ランニングと違いトレランは細い登山道を走る。当然、カーブも多いから視野も狭くなる。だから、簡単に人とぶつかってしまう。登山者同市では先行する登山者を追い抜く時は、「失礼!」「すみません」と一声かけて追い越す。でもこのトレイルランナーは、身勝手な人が多くレースを意識しながらタイムを設定。そのため猛スピードで登山者やハイカーの横を走り抜けていく。似たような話で、一時、皇居ランナーの危険性も指摘され問題となった。また、鎌倉市でも条例で規制強化が検討されたことがあった。ランナーが子供やお年寄りの歩行者と衝突すれば大けがをするし、場合によっては傷害罪が適用されるかもしれない。

 

 その昔、海外研修で渡米した時、ツアーコンダクターにアメリカ国内でしてはいけないことを2点指導された。一つはアメリカ料理を批判しないこと、米国ではそもそもステーキやポテト、豆料理などを自国料理としての意識が薄く、潜在的に料理コンプレックスを持っているという。もう一つはむやみに街中を走るなと言われた。そうする人間を周囲は「犯罪(逃走)者」と看做すらしく、場合によって警官に呼び止められ、その走った理由をしっかりと聴取されると聞いた。

 

  さて、話を戻すが、トレイルランナーが勝手に心臓麻痺や滑落によって山中で独り倒れるのは一向に構わないが、それとて救急隊の救出には相当な労力やコストがかかる。そのうえ、時としてハイカーなどの赤の他人に落石事故などを被らせることもある。迷惑な話だが「貰い事故」を受ける可能性が大きいのだ。どうも最近、他人のことは構わない人種が増えている。昔から培われてきた「互譲の精神」はどこへ行ったのやら・・・・

 

(今日のおまけ)

 「人の心は秋の空」とは今更申しあげるまでもなく、人の気持ちは秋の天気のように移ろいやすい。相互に絶体的な信頼関係があれば話は別だが、一つの言葉や行動によって相手の心はすーと音も立てずに離れて行ってしまう。それに一度ねじれが生ずると、まず修復は不可能。「一度でも生理的にも厭だ!」と思うと、それまでの関係は一挙に瓦解する。結婚間近の恋人同士が別れるのも、熟年離婚もみな同じ。互譲の精神が希薄化し「だって、私(俺)のせいじゃない」と思うようになったら、赤信号に変わる寸前の黄色信号の状態にある。

 

  人の心は常に変化していくもの、ずっと同じ心でいられることは、心が成長していないともいえる。でも、心の成長のスピードは人それぞれ。自分が早く成長し過ぎると相手の心が幼稚に見えてくる。心の歩みが合わないのは至極当然の成り行き。悪いのは自分なのかもしれないと自覚することが大切だ。自戒を込めて・・・。