Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

フード・ロス

 

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    日本の食品ロスは莫大で、全国消費量の倍以上が毎日廃棄されている。この水準は先進国にあってもトップだ。

 

    そうした中で、アフリカなど後進国も含め、世界人口44億人のうち紛争や飢餓で8億人もの人々が飢えに苦しんでいる。

 

    一説には、一分間で17人もの人間が亡くなっていると云われている。驚くべき数字だ。飽食の時代とかグルメ党とか言われて久しいが、これほど食い散らかす民族は支那とわが国ぐらいだろう。

 

   兎に角、食べ方が汚くて、平気で料理は残すは包み紙はポイ捨てするはでマナーもエケチットもあったモノではない。それに賞味期限や消費期限にこれほど過敏な民族は世界広しと言えども見当たらない。さらに、ノロウィルス感染症などの食中毒には極めて神経質だ

 

   昔から、お米はお百姓さんが八十八の手間暇をかけて丹念に作ったものだから、ご飯粒は一つだに食べ残してはいけない。それに、料理人や調理が作ったモノに途中で箸を休めるのは作った人に失礼だ。早食いはするな、完食が礼儀だと教えられた。

 

    大量(過剰)生産に大量消費、ロスが出れば、今やそれは豚の餌にもならず全ては廃棄処分となる。やれ、祭りだ、フェスだ、イベントだと言っては食い散らかしを煽る主催者。

 

    また、そのお先棒をコンビニやスーパーが担いでいる。

 

   食べ物を口にしながら、「旨い」、「美味しい」、「絶品」、「コクがある」、「まいう~」、「早い」や「見栄えが良い」に「味が深い」や「お上手」などの連発ばかりだ。時に泥水を呑んで必死に命を繋いでいるアフリカや紛争地帯や難民の子どたちを横眼にそんなことは到底言えまい。

 

 さて、もうすぐ節分、「豆まき」程度は許せるにしても、かの「恵方巻」なる風習は全く理解できない。クリスマスケーキと同じで、当日深夜から翌日には大量の恵方巻がコンビニやバックヤードのゴミ捨て場に山のように詰まれるに違いない。

 

 これが世の中、世界の皮肉な現実なのだ!