Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

インフォデミック(2-2)

f:id:koushuya:20200824000954j:plain

  長編となったため、本日は二編に分けて昨日の続きをと恐縮する次第。まずは、そのことをお断りの上、お許し下いされやあ!!!

 

(昨日のつづき)

 さらに情報の出元を、政府高官とか関係筋とか情報の出元を確定させないものだから、「だれが、いつ、どこで・・」が不明のまま垂れ流され、そうしたデマ、ウワサやニセ情報に国民が見事に勝手にと踊らされてしまう。

 

 一番質の悪い言い方が「専門家によれば・・」と、あたかも現場の声のように聞かされると、おバカな大衆はついついそれを事実だと信じ込んでしまう。

 

 挙句に極めつけは「・・・といった可能性も否定できない」とか「必ずしもそうと断定できない・・」など、人の憶測、希望値、期待に頼る物言いや詭弁が最近あらゆる場面で多用されている。

 

 ハッキリものが言えなく、自信を失った輩が多いものだから、フェイクなニュースや情報に飛びつきやすい。

 

 まるで、大正時代に発生した関東大震災時の人柱による、半島人の大量殺戮事件や戦時下の「わがニッポン帝国海軍(陸軍)は・・・南方海域に破竹の勢いで進撃せり、敵の反撃にも抗し、怯むことなく前進。戦況は有利に進められ敵陣深く突き進んでいる。皇国日本も勝利も近い・・」との大本営が発表(報道)するのと同じことだ。

 

 今や、アカヒ新聞は、今でこそ「反日」、「体制批判」を謳っているが、当時はこの機関は率先して、国民や世論を統制すべく、軍側の広報活動の尖兵的な役割を担っていたことを多くの国民は知らない。

 

 世の中が不安定になればなるほど、真実、現実や事実が冷静に見えなくなる。そんな兆候が明らかに出始めている。こうなると、暴動やクーデターがいつ起きても不思議ではない。

 

 いつの世も、造られた歴史、ストーリーやシナリオに、踊らさられる万民にとっては、これ以上に堪ったモノではない。