本来、報道機関というもの社会の構造的な問題を追求、検証をして、同じような過ちを繰り返させないという役割がある。だが業界紙しかり、あまり深いところまで突っ込んでしまうと、ネタ枯れになってしまいメシの喰いあげになってしまう。
自分たちのおまんま(商売)のためには、スキャンダルや業界を煽って時流に合せてガセネタをも記事にする。ただツッコミ過ぎて真実や裏事情を暴くと、舞台裏がバレバレとなるから、ことは慎重に進め、次号に期待を持たせてそれ以上過激な記事は書かないのがいつもの手口。
それでも、それを逆手に取った雑魚、下請け連中は・・・購読者や視聴率を稼ぐために目先の出来事をネタにして後先を考えない。こうして放送事故が相次ぐことに。。。
戦時中、「大本営発表・・」、「日本は戦争を選ぶしかなかった」とか情緒的報道で国民を欺き、戦争を煽った真犯人は反日主義のアカヒ新聞だった、という事実は意外と知られていない。
今回の東京五輪でも、戦争報道と同じ問題が起きた。この五輪はすさまじい巨額赤字を垂れ流して開催が決定された。今、熱戦の舞台となった新施設の多くが、爾後の有効活用の目処が立っていない。世界的規模のイベントは国家的には「赤字」になると言われている。しかし、その「敗戦処理」をマスゴミはウヤムヤに触れることさえしない。
時に五輪を煽り、時にはコロナ感染拡大を煽り、今度は甲子園の高校野球と儲けのためならいくらでも報道、番組構成や編成を変えて豹変するマスゴミ。「戦況好転」、「メダル獲得奪取」の言葉の裏に後ろめたさはないのだろうか。
五輪閉会式の長々としたIOC会長のご挨拶は、まるで校長先生の朝礼の挨拶のよう だ。それに橋モト(元)会長のあいさつに、演壇の五輪のエンブレムに蛾が止まっていたのはこの先の日本の将来を占っていたかもしれない。
8/22から。やるのかやらないのか分からないが再びの東京パラリンピック。事実をありのままに伝えることが出来ずしての、報道機関の阿鼻叫喚。