Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

また、やらかしたな!

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 みずほが、またもシステムダウン。仏の顔は三度までというが、今年で、今年だけでだよ五回目だ。これには流石に監督する金融庁も真っ青、お手あげ状態。そもそも、勧銀、富士、興銀が御身大切にシステム基盤を譲らず日本IBM、日立に富士通。これをNTTダータが音頭を取っているんだからこれはこうなるも自明の理。こりゃあ!チンコロ対策のお国のあり様と同じだ。どの分野でもこんなんだから国が持つはずがない。

 

 こまごまとしたアプリだけは小細工でどうにでもなるが、こと社会的基盤のシステムともなれば話は別だ。しかも、作ったSEもマネージャーも中国やインドにお帰り。やってやりっぱなしの世界だから日本のインフラ基盤は思ってたい以上に脆くて、頼りない。これこそ自明の理。

 

 つまり、このパッチだらけの仕掛けでは、システムは障害は当たり前なのだ。繰り返すが日本のシステム基盤は全くのアナだらけ!どこにもシステム全体を見渡せる実務家が居ないのだ。

 

 それが、今回如実に表れた。権力争いに明け暮れた人間が縄張りを維持するために。結果がバンキングシステム「MINORI」だ。金融庁さえ分らぬ仕掛けに「わからぬ…だがら行政指導ができ筈もない!」。

 

 そもそも情報システム系を理解している社員扱いしていないから・・。システム全体を俯瞰できるトータルマネージャーはおろか、SEは、殆どがインドや中国の雇われ開発。現実は下請け下請け下請けの責任者不在の中抜きシステムが一番の問題だっつーの!そもそも。みずほの合併時に派閥争いで基幹システムのいいとこ取りだけしろなんて設計からして何も知らんやつの戯言レベルで立ち上げられたことに元凶がある。

 

 複数の銀行の統合がうまくいかなかったんだろこりゃー駄目になるのも当たり前田のくらっかー、だな。(地区・地域)共同センターを含めNTTデータが絡むとろくなことが起きない。それは銀行、信用金庫、信用組合、郵便局、農協等々にとっても然りだ。

 

 SEと言う名の営業兼雑用係ばっかりの日本のIT業界の縮図。対人能力ばっかり重視したつけがここにきて現れた。もうどうにも手の施しようがないという事がわかるかね。オエライサンは何分らぬまま、その今でもその席にある。政治家や省庁も含めコロナ対策と同じ構図だ。

 

 いずれ、三菱とか三井住友とが、同じ憂き目にあう。多少システムに関わった人間にしていえば」、「システムは当たり前に動いて当たり前」なのだ。