操作性からしても、こりゃあっ、電話も役所や役場の窓口が込むわけだ。年寄りは何かと耳が遠く、理解や人の言っていることが、瞬時に理解できない。それに自己主張や言い訳がましいことだけは達者だ。
やっと、届いたワクチン予約接種券というよりは、簡単なご案内文書。これを見ながら申し込めというのだから無理からぬ話。わざわざ大手町の合同庁舎にまで近隣県から列車を乗り継いで接種に向かうのは年寄りにとっては、死っ!!とも言ってるような命を懸けた峠越えの関所と同じだ。
さて、ネットの申込なら24時間受付オッケイ!申し込んだら、すぐさま自動配信で受付しましたとのメッセージ。申込とメルアドが登録されているから簡単に着信する。でも、接種会場は限られ、接種日も二回目は三週間以上の間隔があいてしまう。
この申込システムのリンケージは今一つで操作性も褒められたものではない。あいまい検索や漫画にでもしないとPCや携帯電話に向かっての操作は、お年寄りには難しいというか無理だ。
ネットなら24時間受付可能、予約表なる予約券は待っても来ず、ただ、受付によって年齢制限が加えられている。原則3週間後に二回目をと案内にはある。でも、二回目接種に同じ施設名はない。
大規模、集団接種会場は人混みで気が引けるが、ネット案内では作業の接種場は違ってもいいとは書いてはないが簡単に近隣のクリニックで予約ができた。表向きは予約時間などどうでも融通が利く。いわゆる、旧仕上げのザル!!
深夜、届いた接種案内に目を通し、よく見ると第一回目でも予約は7月、二回目ともなると旧盆明けだ。これでは命は繋がらない。
くそっ!と思いつつ、奮闘。
死んでも子供にはネット申し込みのヘルプを依頼しない。この徳兵衛のコケンに関わるからだ。そんななか、わが家の若(元)女将は、当に子供にネット申請をしてもらい早くに接種日が決まっている。何たるこの差別感。
生きているうちに頭を使わなければ、脳みそも体もどんどん使わないと退化、老化していく。「うちの柿の木は桃の木かい?」、「はあっ!」