Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

過ぎ去りし・・

 その昔を懐かしんだところで、あの頃は帰ってこない。ただ、ここ東京でも随分と街並みや風景が変わった。学校前にあった文房具店、街中にあった書店、帽子屋、下駄屋に呉服店が次々と消えていった。

 

 それに川で泳いだことも、川魚を獲って食べたことを今の時代の人に話したところで噛み合わないのは当然だ!

 

 ネット通販がこれだけ発展すると居ながらにしながら欲しいものは検索さえすれば何でも手に入る時代だ。店を構えることも店頭でのベンチャラも笑いもお客とのやり取りも必要なくなった。

 

 時代は有機質の時代から心や感情を伴わない無機質な時代へと突入している。昔あったレコードショップも最近のCD・ビデオレンタルショップも絶え間なく消えていく。アナログ文化が染みついている我らの時代・世代に、早々とデジタル脳への切り替えは無理だ。

 

 効率化、合理化の名のもとに30年続いた東京駅の新幹線ホームの立ち食いそば屋が来月閉店するという。そしてJR東はこれから先、年末までに4000人の社員を整理し非鉄道分野への人員シフトを強化するという。

 

 その反面、正規社員が5割、非正規社員の3割が人員不足しているという皮肉な結果が産まれている。また、長野の八十二銀行長野銀行(旧長野相互銀行)の統合のように殿様商売で経営が成り立ってきた地域金融機関も安閑としては居られない。権堂町の賑わいと夜は帰ってこない。

 

 近代化、現代化という名の下にいくつかの価値観が失われ、いつの間にか情に厚いなどいう言葉も廃れた。懐古趣味ではないものの確実に時代は大きな節を迎えるに至った、

 

 この先、日本は何処へ向かうのか。あれほど協会関係議員を罵倒したツジモト国会議員の旧統一教会問題が国葬儀当日に露見した。かのようなオカダの振舞。これとて在りし日のことをとうに忘れた巨大ブーメランではないのかな?今の日本を代表(現)する象徴だ!