いつのまにかセミの鳴き声は聞こえなくなり、ベランダでは空蝉とカナブンの亡骸が横たわっている。どうやら今年の夏も終わったらしい。そう思って耳をすませば秋の虫の音色が庭先から聞こえて来るようになった。
山梨と長野県の境に「黒森」という場所がある。ここから先は内緒話だ。ここにはこの季節になると「松茸」が群生しているところがある。その在りかは親が死んでもいうなというくらい希少な場所なのだ。
その松茸、今年の丹波篠山初セリでのお値段は何んと120gで95万円だトヨノボリ。勘定すれば1.2gで大凡1万円となる。やはりこうなると庶民感覚からすれば「匂いマツタケ、味シメジ」の方がピンとくる。これまで人生で松茸ご飯が旨いと感じたことがないのは貧乏人のせいか・???
昨日のコクィソウギで目先の懸案の事態は一過したようにも見えるが、あれは官邸主導によるコテコテ演出の国立演劇場。
外国要人も参列者も全員が白マスク。それに友人代表が弔辞を読み上げると会場内から一斉の割れんばかりの拍手。葬儀の場で拍手が起きるなど考えられないこと。外国要人もそれを見て「きょとん」としていたのが異様だった。
国儀に駆り出されたご皇族の皆さまに儀仗隊の皆々様、それに警備警護に全国各地から招集された警察官やセキュリテイ会社社員の方々おつかれさまでした。
こうして何事もなかったように、暑かった夏が過ぎ、この秋も深まってゆく・・・。