他人の不幸は蜜の味とは、よく言ったもんだ。まあ、TV地上波番組のつまらないこと、つまらないこと。やれ、台風が来る、冠水被害だの、堤防が決壊しただの、線状降水帯がどうのこうのと、当たりもしない無責任な天気予報を延々と続けている。
これ民放とスポンサーの握り(これ全員ウェザーニュースの社員・気象予報士)寿司。これじゃ、競艇場内の予想屋のおっさんの方が当たる確率はまだ高い。自然と向き合えば人間生活では当たり前のことを煽る、煽るって危機感をさらに煽る。
その一方で、ホームセンターでは災害対策コーナーとしてブルーシートや養生テー
プ、懐中電灯が山のように売られている。これって日ごろから準備しておくものではないかと・・災害特需に便乗した商法、これこそバカの極み!!
他人の不幸、災害や事故、車の水没、病気、難病、盗難、放火、窃盗、自動車泥、殺人、水難、遭難など他愛もない日常的なことを殊更大きく取り上げ世間を煽る。尤も本人には災難が及ばないから所詮他人事。それに乗る人も乗る人だが、売手や供給側にとってはこうした連中が商売・マズゴミネタやメシのタネにもなる。
こうした番組制作・編成方針はいつまでたっても変わらない。笑いがいつのまにか「おふざけ」になり、偽装、フェイクが横行。コメがないと言ってはスーパーではパックご飯の売り上げが凄いことになっている。それをここが商機とばかりにこぞって、卸売業者や店が一斉に不良在庫品を処分する。
こうした非日常をことさら切迫した事件化や問題化することで消費、視聴率、売り上げを伸ばす手口、もうこうしたビジネスモデル続かないのでは・・・。
平々凡々の毎日などはそもそもビジネスにはならない。ロクなコメントもできない専門家やコメンテーター、番組の内容と言えばまさに「おバカの詰合せ」状態。
これが今の我が国日本の文化・文明かと思うと、自国民ながらも実に情けなくなる。