TVの俗番組ではないが池の水や湖沼の水を抜いたところで、出てくるのは外来種ばかりで在来種は希少の部類だ。
その昔、純国産で育ったドジョウ、メダカや国産ウナギなどはほとんど見かけなくなり産地偽装が罷り通るこのご時世。
その昔、畦道で掬ったイナゴ、ザザムシ、ハチの子やツボ(タニシ)などの在来種は農薬や灌漑のお陰でほぼ全滅に近い。当たり前のようにあったあの頃の光景は今は全く見ることができない。淋しい限りだ。
これなどの外来種が跋扈して在来種を食い荒らす。珍獣ペットの脱走も酷い限りだ。ペットごとくこの世とて同じこと。外道ならともかく外来種が幅を利かせてこの世を席巻している。
奴らは生命力が強く、繁殖力も旺盛なのでなかなかで難儀している。多分こうなっては一掃も出来まい。知らず知らずのうちにわが住処が外来種に食い散らかされて(駆逐)いる。このままでは在来種は完全に絶滅してしまう。