Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ダメQ?

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 夕べ妙な夢をみた。新たなるガンの発見だ!食道がんの再発や転移ではなく新たなガンが発見されたというお話だ。多分、そんな潜在的な恐怖心がこんな夢に繋がるのだろう。

 

 それに、今週はTMDUの頭頸部外科、糖分泌外来に食道外科の受診が控えている。再来週は違う大学病院でのボイストレーニング、それに先日掲載した石川県のM氏の大腸がん手術もある。がんには絶対にならないと思っていた彼が故に、想定外の事態にそんな恐怖心を煽ったのかもしれない。

 

 テレビ、ラジオや新聞、週刊誌などマスコミ全体にもいえることだが、視聴率や購読者数確保や売れ行きを見込んで、センセーショナルに、スキャンダラスに内容や記事を誇張することは良くあることだ。

 

 つまり、最初と最後を繋げて真実、結果や結論を真逆に導くこともできる。また、インタビューや取材の一部だけを切り取ってここをことさら脚色し、デフォルメすることで視聴者や読者、それに世論誘導や社会的批判を一点に絞り込むことさえできる。

 

 これにより、それを見聞きした人は、印象や恐怖を刷り込まれる。それが故に知らぬ間に思想や考えが容易に簡単にコントロールできる。冒頭の夢だが自分自身の恐怖心、当方の場合は間近に迫った大学病院での受診、検査結果や診断や知人の手術などが重なり知らぬ間にそんな夢を見るのだろう。

 

    古典的な手法でよく使われる手だが、一部だけを抜き取り、それがあたかも全体図であるかの如き表現に人は簡単に騙される。ゆえに、心象、印象、情報操作など容易だ。人間の右脳も左脳も同時に働かないから、直前の感動的な歓喜や涙を忘れることが出来ない。

 

   つまり、直前に、脳が活性していた若い頃に衝撃的な起きたエモーションは、何年たっても忘れられず記憶に刷り込まれる。昨日の食事のメニューは覚えていないが、小さい頃や若い頃の苦しかったこと、辛いことや哀しかったことは一生憶えている。

 

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    痴呆症の老人が、さっき起きたことは忘れても「昔のこと」を繰り返すのは、そうしたことが背景にあるのだ。若くても「クドイ!」、「しつこい!」を何度も繰り返すようであれば、老人性痴ほう症を疑うより、完全なる精神疾患、脳障害だ。「若年性痴ほう症」を疑った方がいい。