Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

八甲田山死の雪中行軍

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 糖尿病外来、頭頸部外科、食道(消化器管)外科に神経内科の二つの総合(大学)病院で受診していたが、どうやら、医療現場は患者が考える程、余裕はないようだ。

 

    先日、内分泌専門外来の女医から「このところ数値が落ち着いているので、ボツボツ地元の開業医に紹介状を出しますので、ここらあたりで地元に回帰されたら如何でしょうか」、「えっ!何でですか?術後には自宅で血糖検査を繰り返し、都度々インシュリンまで打っていたのに、主治医に疑問をぶつける。

 

    すると弁解はこうだ。「実は、今回のコロナ禍の影響で現場スタッフが廻らず、現場はひっ迫していて負担も大きい、この私とて家庭の事情で大学病院を辞めることに」との由。「ご理解願いたい」との釈明に、早速、ではと、一時間で検査結果がでる地元の隣町のいきつけの総合病院に紹介状を書いてもらった。

 

   開業医では検査結果が出るまでに悠に二日程度かかるため一度の検査・受診で済むこの病院を指定した。

 

   でも、ここでも同じ目に会う。新患は月曜と火曜に限り、希望の行きつけの土曜午前受診が通らない。

 

    いまや急患や重篤患者でなければ病院では救急も入院も診てもらえない。「いざとなったら救急車を呼べ!そうすれば時間はかかっても入院はできる」との助言もあった。

 

    結局、この病院経由で地元由来の開業医宛に逆戻り。ふたたびここで紹介状を書いてもらった。これからインフルエンザの予防接種が待っている。が、何処も。9月ころからの予約で満杯で接種も受けられない。どうやら製薬会社からの供給量が絶対的に不足しているようだ。だからこそ、新コロウィルス・ワクチンなぞは推して知るベシ。

 

    この時期、開業医の狭い待合室でお年寄りとご一緒に順番を待つのにはどうも抵抗感がある。しかも、検査結果を聞きに行くには二度手間で、その分だけで感染リスクは高まる。

 

    そんな恐怖に怯えながら、結果的に地元の開業医にお世話になることになった。笹船に乗ったこの徳兵衛。これから先の展開は分からない。

 

 とうとう、ついに天は我を見放したか