Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

いつもニコニコ現金払い(その2)

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 QRコード決済、電子マネー、仮想通貨決済が大流行の中、国内のキャッシュレス決済比率は20%にもみたない。諸外国に比べてキャッシュレス決済の後進国のようにいわれているが、日本人よ!胸を張れ!

 

 ことさら韓国、中国や米国では、偽造紙幣が多くそもそも現金自体が信用されていない。そこにいくと日本の造幣技術は世界に冠たるもので、一度偽札が見つかるとその犯人はいともたやすく検挙される。まあ、外国人にとって現金は使い勝手が悪いようだが、銀行に限らず、コンビニ、駅やショッピングモールとどこに行ってもATMが設置してあって、24時間365日いつでも現金が引き出せる。日本人にとっては不便さを全く感じないことが背景にある。

 

 クレジットカードやキャッシュレス決済は決済までに時間がかかることや、現金信仰が根強い日本では、そもそもキャシュレス文化など根付かない。それが証拠に「Jデビット」(ショッピング額を即時に銀行口座から引き落とす仕組み)が、一向に世間に普及しないのもそのせいだ。

 

 当方が持っているガラケーで急速に普及した「おサイフケータイ」さえガラパゴス化した。でも、これとてスマホ普及に伴って日本のガラケーは劣勢に追い込まれ、モバイル決済の牽引役にはなれなかった。

 

 一方、中国では「アリペイ」などのスマホ決済で露店での買い物もできる。さらに米大手アップルのスマホiPhone(アイフォーン)」向け電子決済サービス「アップルペイ」でも電車に乗れる。

 

 ただ、ここで注意したいのが個人情報だ。これらの決済情報は個人情報と紐付になっていてビッグデータとして活用されている。例えば、個人の消費行動や消費者心理までもが読み解かれる。特に「アリペイ」を利用するには中国国内の銀行に口座を開設する必要がある。 


 つまり、中国に個人情報を売って便利さを買うというわけだ。

 

 お国は、決済事業者への補助金、地方の中小小売店への税制優遇も検討しているようだが、これだけ国民に浸透している貨幣を失くすことは到底出来まい。小さい頃からアナログの時計に慣れ、教育された庶民が、ある日突然にデジタル時計を使えというようなものだ。

 

(今日のおまけ)
 築地から豊洲への移転が今年の10月11日に決定しているが、困った問題が浮上しているそうだ。それは築地市場内に巣食う「ネズミ」。一説には何十万匹も市場内に居るという。


 知恵とエサに恵まれたネズミは早々駆除もできないという。仮に築地市場を解体した場合、銀座、八丁堀、八重洲、京橋、墨田、江東の広範囲に何万匹単位でネズミの大脱走が始まる。


 ほら、もうそこに、貴方の隣にもネズミ顔のモドキ人間がいるでしょ!