Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

オール電化

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 わが家は、オール電化の家屋である。給水、給湯、煮炊きは全て電気かIH器具である。料理は別として、夜間の安い電力量を利用してエコキュートで温水を溜める。お風呂や日中の給湯を賄うシステムだ。

 

 勿論、飲料用には浄水器を通した水を、別途にポットで温めてそれをお茶やコーヒーなどに利用している。ガスや出火する類のモノはなく、高齢者夫婦にとっては極めて安全管理措置が講じてあるのでありがたい。

 

 ただ、困ったことが三つある。一つ目は東日本大震災時のように災害で停電になったりする。災害はもとより計画停電や電気工事も然り。

 

 それに2つ目として通電時でも心臓にペースメーカーを埋め込んでいるとIH器具や電子レンジが使えず「ダルマ状態」になってしまう。

 

   三つ目に難儀なのがメンテナンスだ。とりわけエコキュートの扱いは難儀する。設備費用としては、ヒートポンプと貯温水タンクにお風呂場や台所に設置してある喋るリモコンだけだが、新たに切り替えるとなるとキャンペ中でも50万円はくだらない。通常価格ともとなればこの倍の費用がかかる。

 

 だから、通常販売時とキャンペ中のメーカーの補償期間と保証期間が大事になってくる。この3月末までに取替を申し込めば52万円で対応できるとは販売員の弁。でも、保証期間は10年とあるのに無料補償期間は納品から2年としかない。この違いは一体何んだ!釣り広告なのか?

 

 当初設置から13年、いつ壊れても故障してもおかしくはない。いざ動かなくなるとお風呂や固定電話は勿論のこと我が家のライフラインは完全に機能不全となる。これを凌ぐには、物置で眠っている当方の山用品、自家用バッテリー、ランタン、懐中電灯、トランジスタラジオや卓上コンロをフル活用するしかあるまい。

 

    こうした事態を想定すると、薪ストーブや練炭、掘りごたつ、釜戸に灯油ストーブなどのアイテムが揃ている田舎暮らしが羨ましくも見えて来る。

 

 いずれにしてもエコキュートは今はまだ何とか動いてはいるが、今日明日に突然止まってもおかしくない。当方夫婦の余命を考えればあと10年は生きられまい。エコキュートが壊れるか、この徳兵衛の心臓が先に止まるか。どちらかが先だ。

 

 そんなことをつらつら考えながら、申込みをいつにするのかパンフをじっと見つめる。