Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

がんの豆知識

 こんなにも長く数多くのがんとお付き合いさせていただいていると、厭が応でも知識は素人でも頭に入ってくる。ガン細胞は一日に数千、数万単位かそれ以上に体内で作られるが、万人が万人発症するものではない。そこには発症部位と自己免疫力に大きな相関がある。どこにガンが発症し免疫力が弱まり抗体が出来なくなると、体の一番弱い場所を狙って、発症する。

 

 食生活の欧米化、発がん物質の摂取などが原因と言われているが、遺伝因子が悪さをしているとも、そのうえ採食主義の人間がガンにはかからないといったこともない。一度発症すると、再発、転移を繰り返す、癌には「寛解」(後述)がない。下半身にできたガンはリンパ液に乗って肺、頸部、脳へと上半身に移り易い。

 

 肺転移や脳転移にまで来人とせん妄も酷くなり、思ったような治療が出来なくなり緩和ケアだけしか行えない。人間は体が弱ってくると「わがまま」になったり「当たり散らす」ことも多くなる。そうなりだしたら、再発や転移を疑った方がいい。

 

 いつどこに発症するか、しているのかは健康診断や日帰りドッグなどでは全く分からない。早期発見、早期治療という気休め的なフレーズをよく耳にするが診療科、医師の分業化や専担化がこれだけ進むと素人ではどの病院で何科を受診したのかも分からない。

それに最近は他院や医師の紹介状が無ければ受診することも叶わない、周囲を見てみれば彷徨える患者の群れだらけだ。

 

 まあ、政治家や有名人は何某氏からの伝手やコネを使えば優先的に「特患」扱いとなり、優先的に高度医療が受けれるがまずコネがないものは初診に時間が掛かるばかりか門前払いもある。でるが・・さまよう患者たち

 

 寛解とは、一般的に「病状が落ち着いており、臨床的に問題がない程度にまで治ったこと」を意味します。寛解の定義はがんの種類によって異なる。主に抗がん剤治療による結果、症状は改善されたが検査ではまだ一部に異常が残る場合は「部分寛解(PR)」、症状が消えて検査でも異常がなかった場合を「完全寛解(CR)」と呼ぶこともある。寛解では、まだ再発の可能性は残っている状態ですが、治療を終えてから5年間再発が見られなければ「完治・治癒」と表現されるのが一般的。

 

 悪液質とは、代謝異常による異化亢進と、食欲不振で食べられないことによるエネルギー摂取量の減少が複雑に絡み合って発症する。中心的な役割を果たすものとしてわかっているのが、炎症に伴うさまざまな生体反応より脂肪や筋肉の分解が進み、肝臓では糖新生が亢進する。また視床下部では食欲を促進する神経系の働きが抑制され、食欲を抑制する神経系の働きが活性化するため、食欲不振が引き起こす。

 

 さらにがん患者の場合は、がん細胞が放出する物質そのものが骨格筋や脂肪を分解することや、がんの症状そのものが食欲不振を起こして、さらに悪液質を進展させる。その他に、がんに伴う味覚変化や疼痛、うつ状態なども悪液質を起こす一因となる。

 

 これって、ぴったり今の当方の症状にあたるワ!はよう我も今日の終戦記念日を迎えたいものだ。