たまらぬ。溜まらぬ、堪らぬと言い方は様々だが、これほど続くと身が持ちませぬ。今年もといっていいのか分からないが年末から年始にかけて大忙しの連続だ。
クリスマスにお年玉、子どもが多いとなぜか孫も多くなる。それに婿や嫁もいるものだから総勢団体割引。
誰かどうか誕生日は迎えるし結婚記念日に先人たちの御命日と続く。加えて節句に七五三、入学祝いとなるともう首は廻らない。
とりわけ正月からの初詣、年始のご挨拶、母の命日に、わが方の誕生日に、節分、息子、孫の誕生日。
現役時代は義理チョコでお返しが大変だったバレンタインデー。これにはやっと解放されたがここからもイベントが目白押し。
近隣に住む娘の娘が小学校に上がる。しかも交通量の多い通学路を30分以上もかけて登下校する。
こんな物騒な世の中何があるか分からない、それで教育委員会に申し出て学校支援ボランテイアに申し込むことにした。
どうやら登録制でボランテアであることを示す、襷かネームプレートを身に付けるらしい。
つかず離れずで、子どもたちを見守るオシゴト。暇に任せてやるものだから毎日はできない。寒い日、暑い日、風の日、雨の日どんなことがあっても、どんな日でも子供たちは学校に通う。
なるべく目立たないようにするが、お友達から「へんなおじいちゃんが毎日後からついてくる」と云われれば孫もバツが悪いだろうに。コッソリお友達に「あれ、ウチのおじいちゃん」迷惑承知でこの春から新たな挑戦に挑む。