最近、意外なものが手に入ることがあった。それは希少となった「ヤクルト1000」と「ガーラ湯沢スキー場のパンフ」だ。当方にとっては、それぞれに曰く因縁があってこの場ではなかなかご披露できない。
その昔は万座も、湯沢も、野沢も夜行列車で先を争いながら若者たちは道具を担ぎながらあらゆるスキー場へ出かけ、スキーやアフタースキーを楽しんだものだ。なんであんな思いをしてまでもスキーに出かけたのかが判らない。
到着すれば、猛吹雪、翌日も、その次もブリザード、折角のスキー旅行だというのに一日中宿から出られず、そこに泊まって連れと花札に興じていたことを思い出す。結局、アリガネの殆どを巻き上げられ、結構高いモノに付いたこともあった。
でも少子化なのか趣向や娯楽の楽しみ方の違いなのか、すっかりスキーなんぞは目もくれなくなった。それに忘年会、新年会や団体旅行、社員旅行に歓送迎会職場でも地域でも「群れ」を好んで、祭りや運動会など屁理屈を付けてはよくみんなで呑んだものだ。
それが今、スキー場は集客に至らず荒廃地となり、リフト支柱だけが空しく立っているだけ、それに当時賑わいを見せていた温泉旅館やホテルは廃墟と化しいまや格好の心霊スポットとなっている。
カネを目当てに一時の商売のために作る時は早いが一旦廃れだすと所有権者も判らないまま、荒れ放題となる。解体費用が法外のわりに、行政も手が出せなのが現状、目に余る惨状。これどうすんのよ!
街ではレジ袋廃止を機に万引きが横行。技能実習生が闊歩、盗難、窃盗、殺しの質も過激になり目を覆うような事件が多い。そうしたなか子供たちは集団登校で学校に通っている。だれかが守ってあげなけれは治安悪化にこの子らの命を守ることはできない。
一念発起、来年からは心改め子供らをまもるために「ミドリのオジサン」でもやろうかなあ?と思いつつ、来年の年賀状の作成が一向に捗らない。こんなことで頭を悩まして家に引きこもっているようでは、一向に埒は開かない。
W杯サッカーも終わり、話題の大河ドラマも最終回を迎えた、そんな中、水・木曜日と、大学病院で内の検査結果と拙者の大腸ポリープ切除術がまっている。こんなときはヤクルト1000でも飲みながら、あれに荒れたほうがいいかもしれない。